旭川「自由軒」おすすめメニューリサーチ!人気の孤独のグルメ・五郎セットとは?

旭川「自由軒」おすすめメニューリサーチ!人気の孤独のグルメ・五郎セットとは?

北海道旭川市にある「自由軒」はドラマ「孤独のグルメ」にも出演した名店です。ドラマで有名になった「かにクリームコロッケ」など美味しい定食は、地元民のみならず観光客からも人気があります。この記事では旭川の「自由軒」の店舗情報や人気メニューについてリサーチします。

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記事の目次

  1. 1.旭川の名店「自由軒」をリサーチ!
  2. 2.「孤独のグルメ」ってなに?
  3. 3.旭川の「自由軒」ってどんなお店?
  4. 4.旭川の「自由軒」のおすすめメニュー
  5. 5.旭川の「自由軒」の隠れた絶品メニュー
  6. 6.旭川の「自由軒」は貸し切りもできる
  7. 7.旭川の「自由軒」はもはや観光名所のひとつ!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

旭川の名店「自由軒」をリサーチ!

北海道旭川市にある「自由軒」は旭川市民から長年愛され続けている名店です。平和通買物公園の「牛たん処 梵天丸」と「美容室 結利空」の間の狭い路地裏にある小さな店ですが、近年は旭川の観光スポットとして人気があります。この記事では旭川の名店・自由軒についてリサーチします。

テレビ番組への出演でますます人気店に

Photo bymojzagrebinfo

旭川の自由軒はトンカツやコロッケが美味しい老舗洋食店です。夜は飲み放題もやっています。もともと地元の人気店でしたが、ドラマ「孤独のグルメ」に出演したことで全国的に有名になりました。現在ではドラマに出てきた「五郎セット」を求めて地元民のみならず観光客も大勢訪れます。

「自由軒」へのアクセス

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旭川の自由軒は旭川空港からリムジンバスに乗車しJR旭川駅で下車、徒歩約12分です。またはJR旭川駅から旭川市役所を経由するバス(旭川電気軌道)に乗車し、バス停「旭川市役所」で下車、徒歩約5分です。平和通買物公園の「自由軒」と書かれたスタンド看板の奥の路地裏にあります。

住所 北海道旭川市五条通8丁目左2
電話番号 0166-23-8686

「孤独のグルメ」ってなに?

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「孤独のグルメ」に出演した自由軒では、井之頭五郎が食べたメニューを「五郎セット」として正式に採用しました。地方の名店を観光スポットまで押し上げた孤独のグルメとはどのような番組でしょうか。孤独のグルメについて(株)ビデオリサーチによる視聴率の情報を含めてリサーチします。

人気の漫画が原作のグルメ系ドラマ

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「孤独のグルメ」は原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画(全2巻)が原作のグルメ系ドラマです(TV東京、金曜24:15)。平成24年に始まり、令和元年の「Season8」まで放送されています。

ドラマは大抵、主人公・井之頭五郎(松重豊)が仕事で訪れた土地のグルメを食べるという内容ですが、食べたいものを1人で自由に食べる、食に対する喜びが溢れたドラマは話題を呼びました。

孤独のグルメはその独特の世界観と美味しそうな食事から「飯テロ」という言葉が生まれるほど人気を呼び、深夜放送ながら最高視聴率をマークした「Season7」の第1話では5.1%、「Season8」では平均視聴率3.7%((株)ビデオリサーチのリサーチによる)という高い視聴率を記録しました。

登場するお店はすべて実在店

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「孤独のグルメ」に登場するお店はすべて番組スタッフがリサーチにリサーチを重ねた実在のお店です。ドラマでは井之頭五郎がその店で実際に提供しているメニューを実に美味しそうに食べます。それが視聴者の食欲を否が応にも刺激し、放送後はどのお店も長蛇の列ができるほど人気が出ます。

孤独のグルメに登場するお店は1シーズンだけでスタッフが140~150軒、それも同じ店に何度もリサーチして決定されます。特に自由軒がある旭川市は旭川ラーメンから「新子焼き」のようなB級グルメ、海鮮などさまざまなグルメがあるため、リサーチが大変だったという逸話が残っています。

「自由軒」は「旭川出張編」で登場

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

自由軒は平成28年元日に放送された「孤独のグルメお正月スペシャル~真冬の北海道・旭川出張編」で登場しました。番組の構成はいつもどおり、井之頭五郎がその土地のグルメを楽しむという内容です。旭川のソウルフード「新子焼き」で有名な居酒屋「独酌 三四郎」も紹介されました。

新春スペシャル版ということもあり平均視聴率は4.8%((株)ビデオリサーチのリサーチによる)という高い数字をマークしました。なお自由軒をはじめ番組に出てきた「独酌 三四郎」、「近藤染工場」、「食彩 味三味」、「ホテルクレッセント旭川」などは全て実在する店舗です。

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旭川の「自由軒」ってどんなお店?

旭川の「自由軒」は「孤独のグルメ」で全国的に有名になる以前から旭川市民の間で人気のお店でした。自由軒の周辺は旭川市役所をはじめ公官庁やホテルが多いため、特にお昼時はたくさんのお客さんが訪れます。旭川「自由軒」の歴史や営業時間、観光で行く際の注意点についてリサーチします。

昭和24年創業

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

北海道旭川市にある「自由軒」は昭和24年創業の老舗の食堂です。平和通買物公園の路地裏にあり、昭和の趣を残す店舗からは店の歴史が伝わってきます。現在の店主・田中輝彦氏は二代目で、宴会料理は三代目の範東氏が担当しています。家族経営で切り盛りしている北の大地の素朴な食堂です。

地元で愛され続ける定食屋さん

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旭川の自由軒は創業以来、地元で長年愛され続けてきました。自由軒ののれんにも書いてある「トンカツ」や「焼肉」など、ランチにピッタリな定食メニューが多いことから主にサラリーマンが利用しています。近年は「孤独のグルメ」の影響で、国内のみならず海外からのお客さんも増加しました。

営業時間・定休日

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

旭川の自由軒の営業時間はランチが11:30~14:00、ディナーが17:30~21:00、定休日は日曜日です(変更になる場合あり)。席の予約も可能です。クレジットカードおよび電子マネーは使用できません。また宴会コースは1日1組限定なので、なるべく早めの予約をおすすめします。

観光で行く際は気を付けて

Photo by Party0

自由軒は孤独のグルメに出演した影響もあり、平日のランチタイムは特に混雑します。観光で行く際は予め予約しておくといいでしょう。ディナータイムも混み合いますが、それでもランチタイムよりは入りやすいです。駐車場がないので車で来店する際は近隣の有料駐車場の利用をおすすめします。

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旭川の「自由軒」のおすすめメニュー

旭川の「自由軒」には、「孤独のグルメ」に出てきた「五郎セット」をはじめ「わらじ焼肉」など魅力的なメニューがたくさんあります。自由軒の名物を一度に味わえる「五郎セット」は、今では地元民も注文する人気のメニューです。自由軒のおすすめメニューを5品、徹底的にリサーチします。

「五郎セット」

「五郎セット」は自由軒で井之頭五郎が注文したメニューです。自由軒の名物「かにクリームコロッケ」2個に「ホッケフライ」2個、それに大椀の味噌汁にライスがついたボリュームのある一品で、孤独のグルメに出演したことを記念して自由軒の正式なメニューとして採用されることになりました。

その熱さと旨さに五郎も感動したかにクリームコロッケは衣がサクサクでカニの旨味が活きており、さすが自由軒の名物というべき貫禄です。ホッケフライは五郎セットに採用されるまで日替わりメニューのひとつでしたが、こちらも上品な白身が自由軒自慢のタルタルソースによく合います。

ドラマに登場して以来出来たメニュー

放送終了後、自由軒には旭川市民のみならず旭川を訪れた観光客も来るようになりました。孤独のグルメは台湾など海外でも放送されているので外国人観光客で自由軒があふれたこともあります。そしてほとんどの観光客が五郎と同じメニューを注文したため「五郎セット」が正式に採用されました。

なお、五郎セットは五郎と同じ大椀か、普通サイズの味噌汁かどちらかを選択できますが、コロッケとホッケフライだけでかなりボリュームがあるので自信がなければ普通サイズがおすすめです。五郎セットは井之頭五郎並みに食欲旺盛な人におすすめしたい、食べ応え抜群のメニューです。

「わらじ焼肉」

「わらじ焼肉」は分厚い豚肉を豪快に焼いてタレにからめた、自由軒の名物料理です。ドラマでも五郎が自由軒の店内に飾られた巨大な「わらじ」にビックリしつつ、しきりに気にしていました。タレをからめて焼いた豚肉はまさにわらじのようです。お皿には千切りキャベツが添えられています。

わらじ焼肉の豚肉は1頭の豚からあまりとれない希少部位を使用しています。その希少部位(400g)を空き瓶で叩いて伸ばし、あの「わらじ」のような形に仕上げます。さらに豚肉を時間をかけて焼き、ソテーしたタマネギを混ぜたタレをたっぷりかければ自由軒の「わらじ焼肉」の完成です。

数量限定の迫力メニュー

わらじ焼肉を噛みしめると肉の旨味が口いっぱいに広がります。適度に噛み応えを残しつつ肉が柔らかいのは空き瓶でしっかりと叩いたからでしょう。肉から滴る脂とタレもよく合います。見た目は豪快ですが、タマネギの風味が活きているので焼肉というより洋食屋のポークソテーのようです。

自由軒のわらじ焼肉にはライスと味噌汁(普通サイズ)が付いてきます。このライスとたっぷりタレをからめた豚肉がまた、よく合います。ボリューム満点ですが、ペロリと食べられそうです。ただし数量限定なので、どうしても食べたいときは予約をしてから来店することをおすすめします。

「豚肉の塩やき」

「豚肉の塩やき」は薄切りの豚バラ肉を特製の塩ダレで炒めた、自由軒の人気メニューです。孤独のグルメでも自由軒に入ってきたサラリーマンが開口一番「塩!」と一言で注文していました。豚肉の塩やきにはライスと味噌汁(普通)も付いてくるので、サラリーマンのランチにぴったりです。

自由軒の「豚肉の塩やき」は、味付けが塩ダレとコショウのみ、と実にシンプルです。自由軒の名物「かにクリームコロッケ」や「わらじ焼肉」と比べると華やかさがあまりなく、ご家庭の味に近い一品ですが、毎日食べても飽きないので人気No.1の「肉ライス」に次ぐ人気を誇っています。

ごはんが進む絶品の味

Photo bymikuratv

自由軒の豚肉の塩やきは、ごはんがよく進むことでも評判です。豚肉自体はあっさりした味わいですが、このあっさり味のおかげでコッテリした豚バラ肉でもモリモリと食べられます。千切りキャベツがたっぷり添えられているのも嬉しいポイントです。ソースをかけて味に変化をつける人もいます。

北海道で「豚丼」が広まったのは極寒のなかで仕事をする人の力になるから、といわれていますが、ここ自由軒の豚肉の塩やきも食べるとパワーが湧いてきます。観光客は「五郎セット」に目を奪われがちですが、また訪れる機会があればぜひおすすめしたい、しみじみとした味がする一品です。

「味噌汁(ライス付)」

「味噌汁(ライス付)」は「五郎セット」にも付いてくる大椀入りの味噌汁です。この大きな味噌汁も自由軒の名物メニューのひとつで、お客さんの中にはこれだけ注文する人もいるほどボリュームがあります。大椀入りの味噌汁は食べ応えがあり、極寒の旭川で凍えた体を温めてくれるようです。

なお、味噌汁(ライス付)は必ずライスがセットになっています。自由軒のかにクリームコロッケも定食のみの提供なので、五郎セットは本来であればライスが二つ、それに大きな味噌汁と普通サイズの味噌汁が付いてきたハズでした。ドラマで店主が量を加減します、と言ったのはこのことです。

驚きのラーメンどんぶり

自由軒の「味噌汁(ライス付)」はラーメンどんぶりに具沢山の味噌汁がなみなみと注がれた一品で、その大きさに五郎も度肝を抜かれたほどです。またホッケフライは北海道の定番ですが、ラーメンどんぶりで味噌汁を提供している店は自由軒以外では旭川をはじめ道内でもあまり見かけません。

味噌汁の具は薄切りの豚肉にチクワ、それに玉子です。一見珍しい具材ですが豚バラ肉と玉子、そしてライスの相性がよく、これだけで十分おかずになります。五郎セット以外では、野菜たっぷりの「ぎょうざ」や玉子ふわふわの「厚焼き玉子」といった単品メニューと合わせるのもおすすめです。

「肉ライス」

分厚い豚肉をソテーした「肉ライス」は、自由軒でも不動の人気を誇るメニューです。孤独のグルメでは自由軒に入ってきたサラリーマンが即座に注文して、五郎が「注文が早い」と驚いていました。肉ライスの名前の通り、ポークチャップにライスと味噌汁(普通)、それにお新香がついてきます。

普通のポークチャップのソースはケチャップがベースになっているのでトマトの甘みと酸味がありますが、自由軒の肉ライスはウスターソースがベースなので甘ったるさがありません。肉ライスにはさらにソテーしたタマネギがたっぷりとのっています。見た目もガッツリした、大人の味わいです。

人気No.1メニュー

自由軒の「肉ライス」は「豚肉の塩やき」と1、2位を争う、人気のメニューです。店の奥に立てかけてあるボードに順位が掲載されていますが、常に肉ライスか豚肉の塩やきかで順位が入れ替わります。3位以降は「五郎セット」や「ロースカツ」、「オムカレー」が続きます。

「肉ライス」の豚肉はジューシーで噛み応えがあり、ピリッとした辛みのあるソースがよく合います。香ばしいタマネギのソテーも味に深みを出しています。ごはんが進む一品ですが、夜であればビールやハイボールもおすすめです。ランチにもディナーにもおすすめの、自由軒特製メニューです。

旭川の「自由軒」の隠れた絶品メニュー

旭川の「自由軒」には定番の「五郎セット」や「肉ライス」以外にも、地元民か常連客しか知らない秘密のメニューがあります。特に「牡蠣フライ定食」は、ジューシーな牡蠣を思う存分堪能できる、冬が来たら必ず食べたい絶品です。旭川の自由軒の隠れた絶品メニューを3つ、リサーチします。

「オムカレー」

カレーライスに半熟のオムレツがのった「オムカレー」は、自由軒の人気メニューのひとつです。孤独のグルメでもメニューに「ばかうけ」と記載されており、地元民と思しき中年のおじさんが運ばれてきたオムカレーに目を輝かせていました。自由軒のランキングでも常に上位に入っています。

自由軒のカレーは辛いことで有名ですが、オムカレーは半熟のオムレツがその辛さを優しく包んで、食べやすく仕上げています。カレールーは案外サラッとしていますが、豚ロース肉とタマネギがゴロゴロ入っていて食べ応えがあります。長時間炒めたタマネギでコクを出しているのもポイントです。

ファンが多い一品

自由軒の「オムカレー」は昔からのファンが多い一品としても知られています。自由軒のオムカレーは卵がトロトロの、いわゆるレストランのようなオムレツではありませんが、昔ながらの洋食屋のオムレツの味がします。添えられている真っ赤な福神漬けも、どこか懐かしさを感じさせます。

お腹に余裕があれば、オムカレーの上に自由軒自慢のロースカツをのせた「よくばりオムカツカレー」もおすすめです。自由軒の看板メニューであるロースカツとオムレツ、そして辛いカレーが口の中でハーモニーを奏でます。ただしボリュームが半端ではないので注文するときはご注意ください。

「牡蠣フライ定食」

自由軒の「牡蠣フライ定食」は冬季限定の人気メニューです。道産の大ぶりな牡蠣のフライが6個にたっぷりのタルタルソース、それに千切りキャベツとポテトサラダ、ライス、味噌汁がついた豪華なセットで、自由軒のボードに「牡蠣フライ」と書かれると旭川の常連客がこぞって詰めかけます。

牡蠣フライは衣がサクサクで、噛みしめると牡蠣から美味しいエキスが飛び出します。孤独のグルメで五郎がおかわりしていた絶品のタルタルソースはゆで卵をきちんと刻んで作ったもので、牡蠣フライにこれ以上ないぐらいよく合います。ポテトサラダも味に変化をつけるのに持って来いです。

注文はお早めに

フリー写真素材ぱくたそ

北海道は全国でも有数の牡蠣の生産地として有名です。道内でも特に牡蠣の産地として知られる厚岸湖やサロマ湖は、山の養分をたっぷり含んだ水が流れ込む汽水湖で、毎年冬になると濃厚で甘い牡蠣が水揚げされます。自由軒の牡蠣フライももちろん、北海道産の美味しい牡蠣を使用しています。

ただし自由軒の牡蠣フライ定食は売り切れ御免の限定商品なので、ボードで見かけたら早めに注文することをおすすめします。ランチはもちろん、夜は自由軒で密かに取り扱っている宮城の名酒「一ノ蔵」と合わせても楽しめます。北海道の冬の味覚・牡蠣を思う存分楽しめる、絶品メニューです。

「ヤマベフライ」

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自由軒の「ヤマベフライ」は北海道の名産品・ヤマベを香ばしいフライにした一品です。孤独のグルメでも、五郎が見ていたボードに密かに記入されていました。牡蠣フライと同じく季節限定メニューなので常時あるわけではありませんが、ボードに記載されていたらぜひ食べておきたい絶品です。

五郎セットのホッケフライと違い、自由軒のヤマベフライはさすが川魚だけあって、ホッケをさらに上品にしたような淡白な味わいです。若干独特のにおいがありますが、あまり気になりません。ソースをかけすぎるとヤマベの繊細な風味が消されてしまうので、かけすぎないことをおすすめします。

北海道ならではの味

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旭川の東に連なる大雪山系ではヤマベをはじめニジマスやオショロコマなど川魚の養殖が盛んです。ヤマベは正式名を「ヤマメ」といい、清らかな渓流でしか生きられないことから「渓流の女王」ともいわれています。大雪山の冷たい雪解け水で育てたヤマベは身が引き締まって美味しく育ちます。

自由軒で使用しているヤマベも冷たく清らかな水でストレスなく育った養殖のヤマベです。北海道といえば海鮮が有名ですが、大雪山系で育てたヤマベも北海道ならではの味といえます。自由軒で北海道らしい定食が食べたいときに、または単品で注文してビールのおつまみにしてもおすすめです。

旭川の「自由軒」は貸し切りもできる

旭川の「自由軒」では店舗の2階で飲み放題付きの宴会も開けます。しかも宴会で提供されるメニューはお得意の揚げ物ではなく、刺身やブイヤベースなど、普段の自由軒からは考えられないほどおしゃれな料理ばかりです。自由軒でおすすめしたい、飲み放題付きの宴会についてリサーチします。

飲み放題の宴会は4000円から

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自由軒の宴会は飲み放題に料理が数品ついて4000円から楽しめます。宴会を開く時期や予算によってもメニューが変わりますが、大体お刺身や茶碗蒸し、魚料理、肉料理、それに手作りのデザートがついてきます。どの料理もおしゃれでそこそこボリュームがあるので、女子会にもおすすめです。

普段とは違うおしゃれメニューが味わえる

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自由軒の宴会では普段と違う、おしゃれなメニューが味わえます。フレンチの修業をした息子さんが作る創作料理はどれも工夫をこらしてあり、例えば茶碗蒸しひとつとっても夏は見た目も涼やかなトウモロコシのすり流し、冬はキノコのあんがたっぷりかかった茶碗蒸しと季節ごとに違います。

ほかにも旬のお刺身や、魚介類がたっぷり入ったアクアパッツア、牡蠣のグラタンなど、さまざまな創作料理が次々と出てきます。牛肉のビール煮込みなど、肉料理も充実しています。締めのデザートも手作りです。忘年会や新年会の時期は特に混み合うので、早めに予約することをおすすめします。

旭川の「自由軒」はもはや観光名所のひとつ!

北海道・旭川の名店「自由軒」についてご紹介しました。記事では紹介しきれませんでしたが、自由軒では揚げたてのカツを卵でとじた「カツ丼」や「豚丼」もおすすめです。もはや旭川の観光名所と言っても過言ではない自由軒をぜひ1度訪れて、自慢の味を堪能してみてはいかがでしょうか。

dmi30
ライター

dmi30

北海道在住。牛や馬、羊が身近にいる自然豊かな場所で暮らしています。旅行が趣味で、気の赴くまま北海道のあちこちを旅してまわっています。旅先で美味しそうなものを見つけたら、食べずにいられない食いしん坊。宿泊先はホテルよりユースホステルやドミトリーを利用しています。北海道を中心に、素敵な場所や旅先での楽しみ方、グルメ情報などをお届けします。

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