「鬼滅の刃」の聖地巡礼まとめ！漫画・アニメに登場するおすすめスポットはどこ？

鬼滅の刃ブームで全国的な盛り上がりが見受けられますが、ファンの間では鬼滅の刃の聖地巡礼が巻き起こっていることをご存知でしょうか。それもモデル地と断言されたわけではないスポットが大半で、鬼滅の刃ファン同士の口コミにより聖地とされた場所がほとんどなのです。

鬼滅の刃のファンによって確立された聖地はかつてない賑わいを見せており、ボトムアップ型として聖地が経済的にも良い影響を与えているようです。

鬼滅の刃は大正時代の物語であり現存するスポットを聖地とするには困難でしょう。しかしファンブックでも名言されている雲取山は聖地として公式からも認められています。

聖地の中でも特に人気なのが、鬼滅の刃のアニメや漫画に出てくる大きな岩です。主人公である炭治郎が必死に稽古を積んだ結果、見事に大きな岩を切ったその岩が全国さまざまな場所で聖地としてファンに認められています。

大きな岩を祀っている神社は全国に点在し、ファンがコスプレをして剣を振りかざすポーズをした写真が話題をよび、聖地と化した場所が多くあります。

他にも神社の名称が鬼滅の刃に登場するキャラクターの名前と一致していたり、単に似ているということから人気が絶えないスポットも存在しています。

鬼滅の刃の聖地が全国にあると言っても、まだそれららのスポットを見聞きしたことがない方もいるでしょう。まずはもっとも人気を誇るスポットからご紹介します。

鬼滅の刃の聖地巡礼の中で、SNSでも特に話題のスポットが福岡県にある宝満宮竈門神社です。鬼滅の刃の漫画を見ている方なら、神社の名前を見るだけでもその理由にハッと気が付けるでしょう。宝満宮竈門神社は福岡県の太宰府市にあります。

鬼滅の刃の聖地巡礼を楽しみたいと考えている方には、ぜひ最初におすすめしたいスポットとなっています。福岡の神社などについては次で詳しくまとめていきます。

宝満宮竈門神社は、鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎やその妹の竈門禰豆子の苗字と、同じ名前が神社名に入っていることで注目を浴び、人気となりました。

それに加え鬼門除けとしてお祀りしたとされることや、修験者の衣類が市松模様の装束であることも聖地とされる由縁です。

福岡県はもともと縁結びの神社として有名であったため、よりその注目度も加速したと言えるでしょう。もし訪れた際に注目してほしいのは神社に並んだ数々の絵馬です。いま現在、多くの絵馬に鬼滅の刃のイラストが描かれており、ファンの訪問が多いことが見て取れるはずです。

大分県にも炭治郎の苗字である「竈門」が社名に入った神社「八幡竈門神社」があります。境内には鬼滅の刃の世界観を感じさせるいくつものスポットが点在します。

神社に古くから伝わる「かまど神楽」もまた、炭治郎の使ったヒノカミ神楽の呼吸と近しいものを感じられ、世界観が伝わってくるようです。

同じ大分県内の別の場所にも聖地とされるスポット「かまど地獄」が存在します。かまど地獄のある別府では地獄蒸しが名物であり、そこで調理されたものが先ほどの八幡竈門神社に奉納されたとして、かまど地獄のかまども神社名が由来したとされています。

全国に位置する鬼滅の刃の聖地は、人口の多い都会「東京」でも見つけることができます。その代表的な場所が「雲取山」です。山梨、東京、埼玉など複数の登山コースが設けられ、登山で人気のスポットであり軽装では厳しい山となります。

他にもアニメや漫画の中に登場した「浅草」も鬼滅の刃の聖地として話題のスポットです。炭治郎が宿敵である鬼舞辻無惨に遭遇するシーンがありました。

作中では大正時代、浅草にあったとされる建物が描かれていますが、現存するものはありません。しかし作中の雰囲気は浅草で十分味わうことができます。

アニメでは特に美しく描かれていた藤襲山の、藤の花が咲き乱れているシーンによく似ていると話題のスポットがあります。

その場所が栃木県のあしかがフラワーパークです。あしかがフラワーパークは花を中心としたテーマパークで、中でも特にイルミネーションが人気のスポットです。そこに咲くみごとな大藤に訪れた人たちは感動するようです。

作中では鬼が嫌いとする藤の花なので、パワースポットと同様に鬼除けとしても人気のある場所になっています。

鬼滅の刃の聖地としておすすめのスポットを紹介しました。鬼滅の刃を知っているからこそ感じられるパワースポットにもなり得るので、ぜひ鬼滅の刃を見た後は聖地巡礼をしてみてください。鬼滅の刃を追いかけると同時に全国的な地域の応援にも繋がれば、優しい世界が広がりそうです。