空気清浄機のフィルターを簡単に掃除する方法まとめ！ズボラさんでも楽ちん

「空気清浄機」は、タバコのヤニやペットの毛、ウイルスや花粉など、空気中の臭いや汚れを綺麗にしてくれます。部屋の空気をリフレッシュする空気清浄機は、要である「フィルター」の掃除が必要です。空気清浄機は内部のフィルターを通して部屋の空気の汚れを取ります。

掃除を怠ると、フィルターに汚れが蓄積し、空気清浄機本来の効果が期待できないでしょう。ほこりやペットの毛などの汚れがフィルターに溜まると、空気清浄機がスムーズに空気を吸い込まなくなります。

吸い込みが悪い空気清浄機は、電力をフル稼働して部屋の空気を吸うため、余分な電気代がかかるでしょう。空気清浄機がオーバーヒートすれば、故障の原因になります。加湿機能のある空気清浄機からカビ臭がしてきたら、フィルター掃除ができていない証拠です。

空気清浄機の内部の水垢によって、フィルターにカビが発生しています。そのまま空気清浄機を稼働させると、部屋中にカビの臭いを撒いてしまうでしょう。電気代の高騰や空気清浄機の故障、臭いの発生など、フィルター掃除をしなければ様々なトラブルが起きてしまいます。

購入して終わりではなく、空気清浄機は正しいメンテナンスをすることで長く使用できる家電です。少なくとも空気清浄機のフィルターは、年4回は掃除するのがおすすめでしょう。

空気清浄機のフィルターは、シーズンごとに掃除するのがおすすめです。部屋の掃除がてら空気清浄機の本体はサッと拭いたことがある人は多いでしょう。今回は空気を綺麗にしてくれる肝心のフィルターを簡単に掃除する方法をご紹介します。

空気清浄機のフィルター掃除に必要な道具は、ゴム手袋、柔らかい布、スポンジ、歯ブラシ、ゴーグルとマスク、掃除機、新聞紙です。まず床に新聞紙を広げ、その上に空気清浄機を置いて掃除を始めます。

空気清浄機の後方にある後ろパネルから、全3つのパネルとフィルターを外しましょう。後ろフィルター・脱臭フィルター・集じんフィルターの順に空気清浄機本体にはまっています。空気清浄機の取り扱い説明書を確認しながら外すのがおすすめです。

フィルター3枚が外れたら掃除機でほこりを吸い取っていきます。空気清浄機後ろ側の後ろパネルは数年劣化により傷んでいる場合もあるため、掃除機を使用する際は優しく当てると良いでしょう。

最も内側の集じんフィルターには目に見えない細かい雑菌や汚れが蓄積しているため、掃除機のアタッチメントで丁寧に掃除するのがおすすめです。真ん中の脱臭フィルターは多くのメーカーが簡単に水洗いできるようになっています。

説明書を確認してから、掃除機で大まかにほこりを取った後、ぬるま湯で全体を洗いましょう。フィルターの細かい目の部分には、スポンジや歯ブラシを使うと綺麗に掃除できます。

ぬるま湯洗いで脱臭フィルターの汚れはほぼ落ちますが、長く掃除していなかった場合は中性洗剤を使用する方法もおすすめです。脱臭フィルターは洗ったらしっかり乾かしましょう。生乾きのままで空気清浄機にセットするとカビが生える原因になります。

脱臭フィルターが乾いたら、3つのフィルターを空気清浄機本体にセットして、簡単なフィルター掃除の完了です。

1年以上掃除していない空気清浄機は、フィルターに頑固な汚れが蓄積しています。ぬるま湯洗いで落ちないこびりついた汚れには、次のアイテムを試してみてください。

人体に害がないといわれる重曹は、安心安全な掃除道具です。重曹は床磨きから油汚れなど、幅広い用途に使えます。水洗い可能な脱臭フィルターにぬめりや臭いがこびりついていたら、ぬるま湯に重曹を溶かし、漬け置きにしましょう。

重曹はアルカリ性なので、髪の毛やカビなど酸性の汚れを落としてくれます。1時間ほど漬け置きしたら、軽くスポンジでフィルターの全体をぬぐえば、綺麗に洗えるでしょう。

安く手に入る重曹は、普段の掃除でも活躍するためあると便利でしょう。空気清浄機の機能を最大限活かすには、フィルターを清潔に保つのがベストです。すぐにでも試せる簡単な掃除手順で、空気清浄機のフィルターを綺麗にしてみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。