高知の黒尊は予約が取れない超人気店!お任せ魚料理は地元でも大絶賛!

高知の黒尊は予約が取れない超人気店!お任せ魚料理は地元でも大絶賛!

高知県にある海鮮料理の名店「黒尊(くろそん)」では、大将おすすめの旬料理や日本酒を贅沢に堪能することができます。「黒尊」発祥の名物「かつおの塩たたき」をはじめとした高知県の新鮮な海鮮料理の数々に舌鼓を打つお客さんで活気に満ち溢れている「黒尊」をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.高知で有名な居酒屋「黒尊」
  2. 2.高知「黒尊」のお酒は?
  3. 3.高知「黒尊」のメニューは?
  4. 4.かつおのたたき以外の高知名物4種
  5. 5.高知「黒尊」に行くときに気を付けたいこと
  6. 6.高知「黒尊」で地元の人もおすすめな魚料理を味わおう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

高知で有名な居酒屋「黒尊」

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高知県の大人気居酒屋「黒尊(くろそん)」は、土佐電鉄「大橋通駅」から徒歩1分という好立地に店を構えています。名物の「かつおの塩たたき」をはじめとした絶品の海鮮料理を目当てに開店から閉店まで客足が絶えません。

1か月以上前から予約がいっぱいになっていることも珍しくない「黒尊」では、採れたての新鮮な海鮮料理と日本酒をお腹いっぱい堪能することができます。

かつおの塩たたき発祥のお店で有名

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「黒尊」では刺身や煮物、焼き物、寿司など様々な海鮮料理を楽しめますが、一番の目玉商品は「かつおの塩たたき」です。「黒尊」は「かつおの塩たたき」発祥の店であり、多くの人がこの「かつおの塩たたき」を求めて「黒尊」に足を運びます。

「黒尊」は完全予約制

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「黒尊」は完全予約制のお店で、来店の数週間前、場合によっては1か月以上前からすでに予約が埋まってしまっていることも珍しくありません。観光客にはもちろん地元の方にも大人気のお店であるため、余裕をもって予約を取る必要があります。
 

17時台と19時台の二交代制

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一組のお客さんにつき2時間の食事時間を想定しており、17時から19時と、19時から21時の二交代制で店内は回っています。2時間の間にはお客さんを飽きさせない海鮮料理が次々と提供されます。

つきだしから最後の寿司にかけて、どの料理も非常にボリュームがあるため、2時間があっという間にすぎることも考えられます。「お昼は軽めにする」などの工夫をして、お腹を空かせた状態で入店するとより多くの料理を楽しめること間違いなしです。

高知「黒尊」のお酒は?

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「黒尊」では、絶品の海鮮料理だけではなく高知の地酒も楽しむことができます。量のある料理を提供してくれるため、飲みすぎには注意が必要かもしれませんが、地酒が旬の料理をより彩ることは間違いないでしょう。

日本酒は高知の地酒「美丈夫」のみ

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「黒尊」で取り扱っている日本酒は高知の地酒「美丈夫」のみです。スッキリとしたのど越しとキレの良さは魚料理との相性抜群です。高知に足を運んだからには一度口にしたいお酒です。

「美丈夫」は数種類

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「美丈夫」の中にも種類があり、大吟醸~スパークリングを一杯500円から1000円の価格で味わうことができ、熱燗も提供してくれます。また、「黒尊」と書いたラベルが貼ってある日本酒もベースは「美丈夫」で、とことん高知の地酒を堪能できます。

生ビールはなく瓶ビール

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「黒尊」では、地酒のみではなく瓶ビールも楽しむことができます。生ビールは取り扱われておらず、サッポロ黒ラベルの瓶ビールのみの提供になっています。瓶ビールは栓を抜いた時点で最適なガス抜きが行われるため、常に最高の状態の味を楽しめるというメリットがあります。

カクテルなどはない

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「黒尊」ではカクテルやワインといった洋酒は取り扱っておらず、日本酒かビールのどちらかから選ぶ形になっています。海鮮料理との相性を考え抜いている大将のこだわりが垣間見えます。

予約のお客さんで常に客席が賑わっている「黒尊」ですが、やはりメインは海鮮料理と日本酒であるため、居酒屋だからと言って沢山の種類のアルコール類があるわけではありません。

お酒が飲めない場合はウーロン茶を

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アルコール飲料を飲むことができない方は、ウーロン茶を頼むようにしましょう。2時間の食事時間の間、「飲み物はお冷だけ」ということはできません。また、お酒をたくさん飲んで箸が進んでいないと思われた場合もウーロン茶を勧められます。

お茶のメニューはウーロン茶のみですが、ウーロン茶の爽やかなのど越しは魚料理独特の臭みを上手く中和してくれるため、次の一口を再び新鮮なものにします。お酒が好きな方であっても、あえてウーロン茶を頼み、海鮮料理との相性を楽しんでみるのもアリです。

高知「黒尊」のメニューは?

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前述したように、「黒尊」に来店するにあたっては予約が必須になります。観光客、地元客を問わず盛況の居酒屋「黒尊」では、旬によって味の違う豊富な海の幸と日本酒をどのようなメニューとして用意しているのでしょうか。

高知「黒尊」は大将のお任せ

Photo bytakedahrs

「黒尊」は居酒屋としては珍しく、メニューというものを用意していません。提供される海鮮料理はすべて大将のお任せです。どのような魚料理が提供されるか分からないというワクワク感は料理を一層引き立てます。

メニュー自体は一切ありませんが、コースの途中で3つほどの「選択肢」という形でメニューを選ぶことができる場合もあります。いずれにせよ、大将が旬な魚をその日の状態に応じてお任せで提供してくれるため、安心して楽しむことができます。

大将が食べられない魚を聞いてくれる

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お任せと聞くと苦手な魚や食べられない魚があるかにとっては不安かと思います。しかし、大将が最初に食べられない魚について聞いてくれるためそういった心配は不要です。

大将がその日の魚の仕入れ具合に応じ、お客さんの様子を見た上で料理を提供してくれるため、苦手な魚はもちろん出てきませんし、熱い料理が早く提供されて冷めてしまうこともありません。

「黒尊」の料理はコース制

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「黒尊」では、大将のお任せの下、コースとして海鮮料理が提供されます。その日の魚の状態に応じてメニューが決まるため、どのお客さんにとっても非常に満足度の高いものと言えます。

魚という食材の性質上、予約の際に食べたい魚を指定しておくなどといったことも出来ません。「黒尊」はあくまで、大将のお任せコース一つのお店です。

つきだし

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大将のお任せですべてのメニューが構成されているため、様々な種類のつきだしが提供され得ます。季節や旬に応じてつきだしの内容も変わるため、訪れるたびに違うものを楽しめるのも魅力の一つです。

あるときは蕗(ふき)とお揚げの煮物であったり、またあるときはブリの白子、ナマコ、あん肝だったりとその種類は多岐にわたります。新鮮な高知県の魚介類にお通しからお酒が進むこと間違いなしです。

刺身

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「黒尊」の刺身は非常に評判が良く、刺身目当てに高知県民以外の常連客が集うほどです。提供される刺身はお客さんごとによって異なり、魚との「一期一会」を楽しむことになります。

ブリや地タコ、ハマチ、カツオ、ホタテ、エビなど定番の刺身や、海に近い「黒尊」ならではのサバ、スズキ、イセギ、ハモ、クエなどの比較的珍しい刺身も堪能することができます。

かつおの塩たたき(焼き切り)

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「黒尊」発祥にして、「黒尊」一番の名物が「かつおの塩たたき」です。分厚く切られたかつおを「ぬた」とわさびでいただきます。口の中に「焼き切り」ならではの芳醇な香ばしさが広がります。

時期によってかつおの状態が異なるため、かつおの刺身を勧められることもあります。しかし、名物の塩たたきが食べたい場合には、大将にその旨を伝えれば刺身と塩たたきを半分ずつ提供してくれます。

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「かつおの塩たたき」は通常のかつおのたたきと異なり、氷水ではなく火を使ってかつおを調理するため、提供されてからすぐ食べないと大将に「早く食べないと余熱が逃げる」と注意されます。「おいしい状態で味わってほしい」という大将の「かつおの塩たたき」への思いが伝わってきます。

また、「かつおの塩たたき」についてくる「ぬた」も高知県の名物調味料で、分厚く歯ごたえのあるかつおの身に、にんにくの良い香りがしみ込んで濃厚な味わいを楽しめます。

揚げ物・焼き物

フリー写真素材ぱくたそ

揚げ物・焼き物が刺身の後に提供されますが、これらに関しては何種類かあるうちから選べます。イノシシの肉やアユの塩焼き、鶏の唐揚げ、メヒカリ焼き(高知県特産の魚)、クジラの煮つけ、ブリの煮つけなど様々な絶品があります。

ただし、上記の選択肢が常にあるわけでは無く、季節や仕入れ具合、魚の状態によっても揚げ物・焼き物のメニューは変わるため、まさにその日のお楽しみということになります。また、「厳選された魚を少量だけ」という提供の仕方ではなく、ふんだんに提供してくれるのも魅力です。

お寿司

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焼き物・焼き物の次に、お寿司が提供されます。ここにたどり着くまでにも結構な量を食べることになるため、大将が「いくつ食べるか」を聞いてくれます。お腹の膨れ具合によって決めることができますが、2貫か4貫で頼む方が多いようです。

種類としては、押し寿司や棒寿司など提供の仕方が複数あり、刺身の盛り合わせと同様に、はらんぼ、石垣鯛、太刀魚などの「黒尊」ならではの海鮮料理を味わえます。また、高知県の郷土料理である野菜で白身魚を巻いた寿司を楽しむことができます。

高知「黒尊」はボリュームあり

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「黒尊」で振る舞われる料理の特徴はなんといってもそれぞれの料理のボリュームです。寿司にたどり着けずギブアップするお客さんもいるほどボリューミーなため、できるだけお腹を空かせた状態で入店するのが望ましいといえます。

大将は、のんびりと食べているお客さんやお酒ばかり飲んでいるお客さんに対して注意する少し厳しめの方ですが、時間内に高知県の美味しい魚料理を最後まで堪能して欲しいという熱い思いを持っています。その思いやりが一つ一つの料理のボリュームに表れています。

かつおのたたき以外の高知名物4種

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「黒尊」の一番の名物は「かつおの塩たたき」ですが、1か月先まで予約が埋まっている居酒屋であり続けられるのには他にも訳があります。高知県名物の海鮮料理の数々はその役割の一部を担っており、以下では高知名物のメニューを4つ紹介します。

1:日本酒によく合う「どろめ」

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高知県の名産品である「どろめ」は高知県の方言でいわしの稚魚を意味するものです。鮮度が落ちやすいため海の近くでしか味わうことのできない珍味です。

「どろめ」の特徴は、磯の風味とツルツルとした触感、ほのかな苦い味であり、日本酒との相性がとにかく抜群です。特に、高知地酒「美丈夫」のキリッとした味わいと「どろめ」の苦みの組み合わせは絶品です。

2:刺身にかかっている「ぬた」

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「ぬた」とは、葉ニンニク、酢、砂糖、味噌で作られた高知県の名物です。刺身の盛り合わせにたっぷりとついているものです。この「ぬた」がまた評判のいい絶品で、脂の乗った刺身にニンニクの香りがふわっと広がり、醤油がなくても濃い旨味を楽しめます。

3:「黒尊」で出てくるお肉「鯨の刺身」

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「鯨の刺身」を居酒屋「黒尊」では味わえます。鯨料理自体が珍しく、価値も高いため、非常に貴重な機会になることでしょう。「鯨の刺身」は独特の生臭さがクセになり、口の中に置くととろけていくような味わいで、「どろめ」と同様に日本酒との相性が抜群です。

4:かつおのたたきと並ぶ高知名物「うつぼ」

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高知県は「うつぼ」の名産地です。そのため、居酒屋「黒尊」では様々なメニューの形で「うつぼ」が楽しめます。つきだしで「うつぼのたたき」が提供されたり、揚げ物・焼き物で「うつぼの天ぷら」や「うつぼの唐揚げ」が提供されます。どれも高知ならではの絶品です。

「うつぼ」は見た目に反してクセがなく、透明な身は淡白でプリッとした上質な味です。寒い時期が旬である「うつぼ」は、冬に食べると肉厚で濃厚な旨味があります。高知名物で貴重な「うつぼ」をコースの一部として様々なメニューで提供してくれるのも「黒尊」の魅力です。

高知「黒尊」に行くときに気を付けたいこと

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魅力あふれる「黒尊」ですが、完全予約制であることなの他にもいくつか注意するべき点があります。もっとも、いずれの注意点も「美味しく食べてほしい」という大将のこだわりに基づいているので、決して「敷居が高すぎる居酒屋」という訳ではありません。

料理の美味しいタイミングを逃さないように

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2時間の間にお腹いっぱいになるほどの料理を提供できるようにするため、大将はお客さんの食べるペースを勘案した上で、調理を進めます。観光気分で訪れてゆっくりと話しながら食べていると時間内に料理を提供しきれない可能性があります。

そのため、写真を撮るのに時間をかけすぎていたり、隣の人とずっと話していると大将に注意されます。また、基本的にはお残しも禁止です。「全体的に量を減らしてほしい」といったお願いも出来ないため、しっかりとお腹を空かせた状態で料理に向き合う姿勢が求められます。

大将にお任せの魚料理のお店

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「黒尊」は居酒屋ではありますが、採れたての海鮮料理をお腹いっぱい味わうことがメインのお店であるため、大衆居酒屋のような振る舞いは注意されます。具体的には、隣の人におすそ分けしたり、酒の味見をしたりすることなどが挙げられます。大将のお任せを楽しみましょう。

また、普通の居酒屋とは異なり、酔った状態での入店は断られることがあります。せっかく、1か月以上前から予約したのにも関わらず、「事前に別の居酒屋に立ち寄ってしまった」などの理由で酔って「黒尊」に向かうことのないように注意する必要があります。

高知「黒尊」で地元の人もおすすめな魚料理を味わおう

Photo by yto

こだわりの強い大将ではありますが、そのこだわりは全て、「高知県ならではの海鮮料理、日本酒をお客さんに一番おいしい状態でお腹いっぱいになるまで楽しんで欲しい」という思いの裏返しです。注意すべきことだけ注意すればあとは思う存分高知の新鮮魚介や日本酒を楽しむことができます。

高知に旅行や出張に来た際は美味しい魚料理を食べに、ぜひ「黒尊」に足を運んでみてください。

古橋龍汰
ライター

古橋龍汰

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