簡単なのに美味しいカップケーキレシピまとめ！見た目がかわいい人気の作り方は？

カップケーキはその名の通り小さなカップ状の型で焼いた簡単ケーキですが、よく似たものにマフィンがあります。では、簡単に作れるカップケーキとマフィンは何が違うのでしょうか？カップケーキとマフィンの違いは「バターと砂糖の使用量」です。

マフィンはカップケーキよりバターと砂糖の使用量が少なく、発祥であるアメリカでは別名を「クイックブレッド」と呼びます。

小麦粉の割合が多いので食べ応えのあるどっしりとした重めの生地が特徴で、パンの1種に分類されます。さらに簡単に作れるので、朝食や軽食など食事系メニューにも向いています。

一方カップケーキはマフィンよりバターと砂糖を多く使ったスイーツで、簡単に言うと小さなスポンジケーキです。ふわふわとした軽い生地が特徴で、簡単にデコレーションを楽しむこともできます。

そのためカップケーキは簡単で美味しい上、インスタ映えするかわいい見た目も人気です。手作りならではの簡単オリジナルカップケーキを楽しみましょう！

簡単なカップケーキはどのように作ったらいいのでしょうか？簡単カップケーキの美味しい人気レシピ2選をご紹介します。

簡単カップケーキの美味しい人気レシピ1つ目は「基本のカップケーキ」です。上手に作るコツさえ押さえておけば、初心者さんでも簡単にしっとりふわふわなカップケーキを作れます。

材料は6個分です。薄力粉100g、バター100g、砂糖60g、卵2個、ベーキングパウダー（BP）小さじ1を準備します。バターと卵は室温に戻し、薄力粉とBPは一緒にふるっておきましょう。

簡単カップケーキの基本の作り方には手順が4つあります。手順1は「バターと砂糖をすり混ぜる」です。ボールにバターを入れ、泡立て器を使ってクリーム状に混ぜたら砂糖を入れます。空気を含ませるようにしっかりすり混ぜ、全体が白っぽくもったりした状態に仕上げましょう。

手順2は「溶き卵を数回に分けて入れる」です。溶いた卵を「少量加えては完全に混ぜる」という作業を5回ほど繰り返します。

手順3は「粉を入れてサックリ混ぜる」です。ふるった薄力粉とBPを入れ、泡立て器からゴムベラに持ち替えて大きく切るように混ぜます。切るように混ぜるとは底からすくい、「く」の字を書くようにサックリ混ぜるイメージです。粉っぽさがなくなり均一な生地になればOKです。

手順4は「オーブンで焼く」です。生地を型の7～8分目まで入れ、オーブンで焼いたら完成です。加熱温度・時間の目安は予熱あり170～180℃・15～20分です。ただしオーブンの種類や型の大きさなどによって加熱温度・時間は異なります。

温度が高すぎたり焼き時間が長すぎたりすると固くなるので、様子を見ながら調整しましょう。竹串を刺して生の生地が付かなければOKです。焼き上がったカップケーキは粗熱が取れたら、温かいうちにラップに包んで保管します。

簡単な基本のカップケーキを上手に作るコツは4つあります。コツ1は「材料を室温に戻す」です。カップケーキはバターを使うため、冷蔵庫から出したばかりの冷たい材料は分離して生地が均一に混ざりません。均一に混ざらないと空気が十分に含まれず、上手く膨らまない傾向にあります。

またバターは電子レンジや湯煎にかければ短時間で常温に戻せますが、溶かしバターはNGです！溶かしバターにすると膨らまないため、ふわふわ感とは真逆のどっしりと重い仕上がりになります。

コツ2は「バター・砂糖と卵をよく混ぜる」です。バターと砂糖はしっかり混ぜることで空気が含まれ、ふわふわに焼き上がります。また溶き卵は1度に全て入れると分離しやすいため、少量ずつ混ぜましょう。

コツ3は「粉を入れたら混ぜすぎない」です。薄力粉を入れて混ぜすぎると強い粘着力を持つグルテンが形成され、膨らみづらい上に冷めると固くなります。それに対して大きくサックリ切るように混ぜると、サクッほろっとした口どけを楽しめます。

コツ4は「温かいうちにラップで包む」です。焼き上がった温かいカップケーキは水分がどんどん飛んでパサパサの原因になります。そこでラップなどに包んでおくと蒸発した水分がカップケーキに戻り、時間が経ってもしっとり感をキープできます。

基本の簡単カップケーキは、好きな具材を入れてアレンジも楽しめます。チョコチップやドライフルーツ・ナッツ・バナナや紅茶の茶葉などお好みの材料を生地に混ぜるだけで、簡単にカップケーキのバリエーションを増やせます。

簡単カップケーキの美味しい人気レシピ2つ目は「HMで作る簡単カップケーキ」です。HMを使ったカップケーキは少ない材料で作れる上、面倒な工程が一切ないため超お手軽で簡単です。

材料は6個分です。HM150g、サラダ油40cc、牛乳70cc、砂糖大さじ2、卵1個を準備します。作り方はHM以外の材料を全て混ぜ、最後にHMを加え混ぜたら生地を型の7～8分目まで入れ、オーブンで焼いて完成です。加熱温度・時間の目安は予熱あり170～180℃・15～20分です。

カップケーキはオーブンがなくても簡単に作ることができます。では、オーブンなしで作れる簡単カップケーキの作り方をご紹介します。

オーブンなしで作れる簡単カップケーキは、電子レンジを使った「ココアカップケーキ」です。電子レンジを使ったカップケーキはオーブンに比べて加熱時間が圧倒的に短く簡単に作れるので、朝食や子供のおやつにも重宝します。

材料は7個分です。HM150g、ミルクココア40g、牛乳80cc、卵1個を準備します。作り方は牛乳と卵を混ぜ、次にHMとミルクココアを加え混ぜたら型の5分目まで入れます。電子レンジで加熱したら完成です。加熱温度の目安は2～3分です。

電子レンジを使った簡単カップケーキはオーブンより大きく膨らむため、紙コップなど高さのあるカップがおすすめです。

カップケーキは少し工夫するだけで、簡単にインスタ映えするかわいいスイーツに変身します。では、インスタ映えするかわいい簡単カップケーキレシピ2選をご紹介します。

インスタ映えするかわいい簡単カップケーキレシピ1つ目は「桃のカップケーキ」です。1年中安価に手に入る桃の缶詰をお花に見立てることで、簡単なのにゴージャスで華やかなカップケーキが出来上がります。材料や作り方はHMで作る簡単カップケーキの応用です。

材料は6個分です。材料は桃缶の果肉（白桃でも黄桃でもOK）1缶分、桃缶のシロップ60cc、HM150g、サラダ油40cc、砂糖大さじ1、卵1個、ホイップクリームを準備します。桃缶は半量を粗みじん切りにし、残りの半量をスライスにします。

作り方はHMと桃缶の果肉以外の材料を全て混ぜ、最後にHMと粗みじん切りの果肉を加え混ぜたら生地を型の7～8分目まで入れ、オーブンで焼きます。加熱温度・時間の目安は予熱あり170～180℃・15～20分です。粗熱が取れたらラップに包み、完全に冷まします。

簡単カップケーキの上にホイップクリームを絞り、スライスした果肉を花びらのようにトッピングしたら完成です。桃缶は白桃と黄桃を2種類使ったり、ホイップクリームを市販のチョコ味やいちご味にしたり、簡単アレンジも楽しめます。

インスタ映えするかわいい簡単カップケーキレシピ2つ目は「アイスクリーム型カップケーキ」です。コーンカップに生地を流して焼くだけで、まるでアイスのようなユニークなカップケーキも簡単に作れます。材料や作り方はHMで作る簡単カップケーキの応用です。

材料は8個分です。HM150g、サラダ油40cc、牛乳70cc、砂糖大さじ2、卵1個、コーンカップ8個、ホイップクリーム、カラースプレーを準備します。

作り方はHM以外の材料を全て混ぜ、最後にHMを加え混ぜたら生地をコーンカップの7～8分目まで入れ、オーブンで焼きます。加熱温度・時間の目安は予熱あり170～180℃・15～20分です。完全に冷めたらホイップクリームを絞り、カラースプレーなどで簡単にトッピングしたら完成です。

カップケーキは簡単なのに見た目がかわいい、美味しい、食べやすいという人気スイーツです。そのため簡単カップケーキはおやつや軽食、ホームパーティー、プレゼントなど様々なシーンで大活躍してくれます。

簡単な基本レシピやインスタ映えする簡単アレンジをマスターし、簡単カップケーキ作りを楽しみましょう！