スタバの無料Wi-Fiを徹底調査！使い方や時間制限・セキュリティは？

「スタバ」の愛称で親しまれているスターバックスコーヒーは、1996年に日本第一号店が出店されてから20年弱の2015年には全国に店舗が展開され、1732店舗を誇るカフェです。（店舗情報は2022年8月26日時点、スターバックスコーヒージャパン公式HPの情報です。）

スタバはレギュラーメニューが豊富なうえに、チョコレートソースやチップ、シロップなどの自分好みのカスタマイズができるほか、季節ごとに目新しいメニューが次から次へと発売されます。店舗がたくさんあっても、どこのスタバも常に賑わいを見せています。

これだけ人気のカフェであるスタバではもちろん無料Wi-Fiが提供されていて、制限なく誰でも簡単に利用ができます。今回の記事ではスタバの無料Wi-Fiの使い方や、セキュリティについて詳しく紹介していきます。

スタバの無料Wi-Fiは接続時間に制限がないため、使い方さえ知ってしまえばとても便利に利用ができます。ぜひスタバに行く際は今回の記事を参考にしてみてください。

近年のカフェではWi-Fiは欠かせないツールとなっています。公共施設やデパート、飲食店などでもWi-Fiが使えることがありますが、スタバのようなカフェはどちらかというとゆっくりと長居をすること機会が多い場所となりますので、よりWi-Fiの利用可否は重要となります。

スタバで利用できる無料Wi-Fiへの接続方法はとても簡単です。また、パソコン、あるいは携帯端末どちらかでしか利用できないというWi-Fiもありますが、スタバのWi-Fiはどちらの端末でも利用ができます。

なおスタバは、TSUTAYAなどと併設している場所もあり、そういった場合はスタバのWi-Fiではなく併設店舗のWi-Fi利用となることもあります。

まず利用している端末から、自宅などで初めて接続する時と同様のWi-Fi接続画面を開きます。Wi-Fi接続画面を開くと、スタバのWi-Fi接続先となる「SSID:at_STARBUCKS_Wi2」という名称が確認できます。

この「SSID:at_STARBUCKS_Wi2」を選択し、普段使っているウェブブラウザを立ち上げます。ブラウザを立ち上げるとWi-Fiへのログイン画面が表示されます。

なお「SSID:at_STARBUCKS_Wi2」に接続した際にスタバのログイン画面が自動的に立ち上がってくる場合もあります。

ログイン画面には利用規約が記載されていて、下部に「同意する」ボタンが表示されています。こちらのボタンをクリックします。ログイン完了の画面が表示されたら接続成功です。これでスタバのWi-Fiを使ってインターネットへ接続ができます。

スタバの無料Wi-Fiはパスワードの入力や、会員登録などが不要なので急いで接続したい場合でも簡単に利用できます。

またスタバのWi-Fiは、初めに紹介した通り時間制限はないのですが、実は60分経過すると一度切断されます。Wi-Fiが切断される時は特に警告もないので、気づかずそのままWi-Fiを使わずに動画などを見てしまうと思わぬ転送量を利用しかねないのでご注意ください。

ただスタバのWi-Fiは利用回数にも制限はないため、再接続という使い方も特に問題はありません。そうは言っても全く注文をせずにあまり長居し過ぎてもお店の迷惑になります。

さらにWi-Fi回線の帯域の多く占めてしまう大容量データのやりとりなどは回線の混雑にもつながりますので、その辺りは常識の範囲内で利用し、スタバ時間を楽しみましょう。

せっかくスタバに入ってWi-Fiに接続したいと思っても、うまく接続できない場合があります。そんな時もすぐに接続をあきらめず、次に紹介する対処方法を試してみましょう。

スタバのWi-Fiにかかわらず、どの店舗のWi-Fiでもうまく接続できない場合に試せる方法となりますが、ネットワーク設定のリセットが有効なことがあります。ネットワーク設定のリセットが具体的に何かと言うと、認識している接続先を一度削除することとなります。

スタバのWi-Fi接続先は「SSID:at_STARBUCKS_Wi2」なので、こちらを各端末のWi-Fi接続画面で表示させた状態で、ネットワーク設定の削除を行います。

例えばiPhoneですと、接続先名称の右側にある「!」マークをタップすると「このネットワーク設定を削除」という表示が確認できるのでこちらをタップし、さらに「解除」をタップすることで削除ができます。

削除後に再びスタバのWi-Fiに接続してみます。そうすると自動的にログイン画面が表示されるか、ブラウザを立ち上げた際に表示されるようになる場合があります。

またもう一つ、どのWi-Fiにも有効な方法としては、Wi-Fi自体を一度オフにしてみるということがあります。各端末ではBluetoothなどと同じく、Wi-Fiを検知しないようにオフにする設定があります。スタバのWi-Fiに繋がらない場合も一度オフにしてみてください。

改めてWi-Fi機能をオンにしてみるとスタバのWi-Fiが表示されるので、接続します。これでスタバのログイン画面が表示されないか確認してみてください。

ブラウザを起動してログイン画面が立ち上がらない場合、ブラウザの更新をすると表示される場合もありますので、あわせてお試しください。

なおスタバの店舗内でもWi-Fiに接続しやすい席、しにくい席があります。店内は混み合っていることが多いのでなかなか接続しやすい席を探すことは難しいですが、通っているスタバであれば毎回座る場所を変えて探ってみるのも一つの方法です。

使い方もとてもシンプルで、時間制限もなく便利なスタバのWi-Fiですが、次に気になるのがセキュリティです。スタバのWi-Fiのセキュリティは対策がとられているのかを紹介していきます。

スタバの無料Wi-Fiは、現在のところセキュリティはかかっておりません。こちらはスタバの公式ホームページ上でも「無線LANは暗号化しておりません」という注意書きがありました。

カフェでWi-Fiが利用できるのは便利ではありますが、この点には注意しなければなりません。どうしてもセキュリティの整った環境で扱わなければいけないデータを入力する場合は、自分でそれに見合ったセキュリティ環境を用意する必要が出てきます。

スタバでWi-Fiを利用する際に自分で用意できるセキュリティ対策の一つとしてVPNがあります。VPNは仮想の専用回線のようなものを接続先と接続元にて確立し、その中で通信を行う仕組みです。

VPN回線を利用するとセキュリティ性は高くなりますが、VPNが設定されている接続先との通信でなければ有効とはならず、また基本的に有料なためそれなりのコストがかかってきます。

会社のデータに外部からアクセスする際などによく使われる接続方法ではありますが、個人でも契約できるサービスでもあるので、頭の片隅に入れておいて損はないです。

またVPNよりやや馴染みのあるセキュリティ向上方法として、セキュリティソフトやアプリの導入があります。パソコン端末であればそのほとんどで購入時からインストールされていることが多いですが、スマートフォンやタブレット端末用のセキュリティソフトも存在します。

スタバやそのほかの公共Wi-Fiへ接続する機会が多いのであれば、ぜひセキュリティソフトやアプリをインストールしておきたいものです。

VPNやセキュリティソフトの導入がどうしても難しいけどスタバのWi-Fiを利用したいという場合ですが、一番良いのはスタバのWi-Fi接続環境下では、重要な情報を扱わないということが大切になってきます。

重要な情報というのは例えばクレジットカード情報や個人情報です。これらの入力が必要な会員登録、ショッピングサイトでの注文といった操作を行わないことです。

セキュリティ万全の環境であっても100%情報を傍受されないとは言い切れないのがネットワークですので、暗号化されてない環境では尚更気をつけなければなりません。SNSなどへのログインも控えましょう。

以上がスタバの無料Wi-Fiの使い方の紹介でした。スタバのWi-Fiは時間制限もなく、使い方も簡単で非常に便利なサービスです。しかし便利なだけにセキュリティには十分注意して利用する必要があります。

ぜひセキュリティに関する内容も頭に入れつつ、便利なスタバのWi-Fiを利用して、スタバで過ごす時間をさらに充実させてみてはいかがでしょうか。（サービス情報は2022年8月26時点、at_STARBUCKS_Wi2公式HPより。）