河口湖音楽と森の美術館で癒やしのひとときを!見どころやアクセスを徹底調査

河口湖音楽と森の美術館で癒やしのひとときを!見どころやアクセスを徹底調査

世界遺産である富士山山麓は美しい富士五湖に囲まれています。特に山梨県南部の河口湖畔に建つ「河口湖音楽と森の美術館」は、大変珍しいオルゴール鑑賞や演奏会を楽しめます。富士山を背景にした、ヨーロッパ風街並みの河口湖音楽と森の美術館の魅力をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.河口湖音楽と森の美術館とはどんなスポット?
  2. 2.河口湖音楽と森の美術館の見どころについて解説
  3. 3.河口湖音楽と森の美術館はレストランもおすすめ
  4. 4.河口湖音楽と森の美術館のお土産はぜひおすすめ
  5. 5.河口湖音楽と森の美術館:施設概要を紹介
  6. 6.河口湖音楽と森の美術館は音で癒されるスポット

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河口湖音楽と森の美術館とはどんなスポット?

日本が世界に誇る休火山、富士山は、山梨県側に、富士五湖があります。山中湖、河口湖、西湖(さいこ)、精進湖(しょうじこ)そして本栖湖(もとすこ)の五つの湖です。富士五湖は、富士山を扇状に取り囲んでいます。河口湖は一番東にあり、山梨県の県境近くです。

山中湖は山中湖町にあり、それ以外は富士河口湖町に存在する湖で、2013年世界文化遺産に登録されました。中でも河口湖は白鳥が舞い、夕刻や朝方は富士山が湖に逆さに映る「逆さ富士・ダイヤモンド富士」で富士山の中でも有名なおすすめの景勝地となっています。

河口湖には様々な見どころがあります。「河口湖音楽と森の美術館」も、南都留郡(みなみつるぐん)富士河口湖町の湖畔に建つ大変有名なおすすめの美術館です。河口湖音楽と森の美術館内は、世界最大級の規模であるダンスオルガンや、タイタニック号に搭載予定だった自動演奏楽器の展示で評判です。

自動演奏楽器とはオルゴールのことです。108年前に沈没した豪華客船タイタニック号搭載予定だった巨大なオルゴールと出逢えるのも、河口湖音楽と森の美術館での忘れられないおすすめの体験です。

河口湖オルゴールの森は旧名?

河口湖音楽と森の美術館は「パスポートのいらない小さいヨーロッパ」と呼ばれるほど美しい建物です。今から23年前の1997年に、株式会社「うかい」が、「河口湖オルゴールの森」の建設を決定しました。その後、「うかい」は「河口湖うかい」と改名しました。

それ以降、1999年に開館した河口湖のオルゴール美術館と言えば、「河口湖オルゴールの森」と呼ばれていました。2011年には株式会社河口湖オルゴールの森が設立されました。

しかし、施設内の展示物や建物全体の施設を考慮し直した結果、2020年1月「河口湖音楽と森の美術館」へと改名されました。施設名から「オルゴール」が消えましたが、中ではオルゴールの美しさを堪能できるのが、河口湖音楽と森の美術館です。河口湖音楽と森の美術館は富士山麓の見どころです。

そこで、「河口湖オルゴールの森」は旧名となりましたが、21年間の呼び名だったため、現在でも河口湖オルゴールの森とも呼ばれています。河口湖音楽と森の美術館はゆっくり2時間ほどで観て回ることができ、いろいろな美しい音楽を楽しめるテーマパークとしておすすめです。

河口湖音楽と森の美術館の見どころについて解説

河口湖音楽と森の美術館は、見どころ豊富なテーマパークです。建物は一つだけではありません。チケット売り場のある入口から左、そして右に曲がると、河口湖オルゴールの森全体が見渡せる「カリヨン広場」Carillon Squareがあります。

フランス語のcarillonとは、旋律を演奏する際、複数の鐘を合成したものです。カリヨン広場では、1時間に1回、11:00~17:00の間、からくり人形の指揮による華やかな噴水ショーが見どころです。広場の左にはコンサートホールがあります。

コンサートホールにある、タイタニック号搭載予定の自動演奏楽器は、河口湖音楽と森の美術館の非常な見どころです。現在でも音色を響かせます。大変豪華な巨大オルゴールであり、80名編成のオーケストラに匹敵する演奏です。高さ3.1m、幅2.3m、奥行き1.2mの巨大オルゴールです。

タイタニック号の1等客室サロンに設置する予定だった巨大オルゴールは、予定が間に合わず、タイタニック号に搭載できませんでした。しかし巨大オルゴールはタイタニック号の悲劇を免れました。タイタニック号は、以前は氷河と激突した豪華客船として知られていました。

しかし、1997年に映画『タイタニック』が公開されたため、映画のラブロマンに夢中になる若者たちにも大人気となりました。そこでタイタニック号ゆかりのオルゴールを直に見たいと、河口湖オルゴールの森を尋ねる若者の観光客が河口湖音楽と森の美術館に増えたのです。

また、コンサートホールから橋を渡ればオルガンホールです。画像のオルガンホールも見どころで、世界最大級のオルガンが設置されています。空気の力によってのみ自動演奏されるダンスオルガンにより、ホール全体がひとつの巨大な楽器となります。金色に輝くホールは結婚式にも使われます。

絵本から出てきたような建物

オルガンホールの向かいには、「小さな教会」Tiny Churchがあります。河口湖音楽と森の美術館の建物自体が、まるで絵本をくり抜いたような可愛いメルヘンの世界のようです。蔓薔薇が壁を覆った小さな教会からは、富士山がすぐ近くに見えます。

小さな教会では、1年を通じて様々な催し事が開催されます。また、教会沿いの小川沿いは「幸せの小道」と呼ばれています。「バードチャイム」が小道に設置され、1日中可愛く清らかなメロディーが、風に乗って聞こえます。

おとぎの国のミュージアムショップでは、様々なお土産用オルゴールや、チョコレート、お菓子、ワインも販売されています。また、ミュージアムショップの南には、河口湖音楽と森の美術館ならではのレストラン&カフェ「森のレストラン」もあります。テラスからは、富士山のパノラマを望めます。

小さな教会には「おとぎの国のミュージアムショップ」Museum Shop of Fairyland が面しています。教会とショップの間は、河口湖音楽と森の美術館の出口であり、湖畔への出口となっています。

美しい音色のコンサートとオルゴールミュージアム

河口湖音楽と森の美術館での、コンサートホールはメインホールとオルゴールミュージアムとに分かれています。タイタニック号の巨大オルゴールがあるホールが、メインホールです。メインホールでは、108年前のオルゴールの演奏と、プロのオペラ歌手とのコラボによるコンサートが開催されます。

タイタニック号は当時世界最高級の豪華客船だったため、乗客も貴族など上流階級の人々ばかりでした。貴族の人々が音色に合わせて踊るよう製作された巨大オルゴールであるため、現代でも美しい音色をオーケストラ並みに響かせます。オルゴールをバックにオペラの演奏を体験するのもおすすめです。

オルゴールミュージアムでは、19世紀~20世紀初頭、貴族の間で大流行したオルゴールを収蔵しています。巨大なオルゴールや、人形による珍しいオルゴールが所蔵されています。

画像は19世紀後半、現代南ドイツに当たるバイエルン地方の王、ルードヴィッヒ2世が建てた3つの城のうち、ヘレンキムゼー城をモデルに、スイスが1955年に城の鏡の間を再現したものです。鏡の間は、ヴェルサイユ宮殿に憧れたルードヴィッヒがオルゴール内に作らせたものです。

スタッフの人がオルゴールを起動すると、オルゴール内に多数いるオートマタたちが、音楽に乗ってくるくると動き、華やかな舞踏会を繰り広げます。ルードヴィッヒのオルゴール体験も河口湖音楽と森の美術館ならではです。

イベント演奏を聞いてみよう

メインホールでは、タイタニック号オルゴールによる演奏が楽しめます。河口湖音楽と森の美術館では、オルゴールと言わず、自動演奏楽器と呼んでいます。自動演奏楽器コンサートは午前の10:35~10:50及び、午後の15:40~15:55と15分ずつ1日2回です。

また、自動演奏楽器とオペラ歌手との共演の鑑賞も素晴らしいものです。オペラ歌手との共演は、20分ずつで、1日に3回です。午前中は11:20~11:40、午後は12:30~12:50及び14:20~14:40のスケジュールとなっています。

河口湖音楽と森の美術館には、数多くの人々が訪れ、100年以上前のタイタニック号オルゴール演奏が甦ることに、多くの人々が感動しています。河口湖音楽と森の美術館ではタイタニック号オルゴールが有名なことから、ホールから2階への階段もタイタニック号を思わせる豪華な仕様です。

豪華なオルゴールは、客船の1等客室サロンに飾られていたなら、富裕層の人々がサロンで演奏に合わせて踊っていたはずだったのです。辛くも悲劇を免れたタイタニック号オルゴールは、現在でも「奇跡の音色」として、河口湖音楽と森の美術館で美しい旋律を奏でます。演奏鑑賞体験もおすすめです。

オルガンホールの巨大オルガンは、60曲演奏可能です。ベルギーでちょうど100年前の1920年に完成されました。オルガンの中には高さ13mの人形が43体埋め込まれ、オーケストラを演奏します。部屋全体がダンスオルガンとなります。

オルガンホールでは、豪華なオルガンの演奏時間も決まっています。ダンスオルガンの演奏は20分ずつで、午前中の10:00~10:20及び、午後の15:10~15:20です。また、オルガンホールでは「サンドアートとライブパフォーマンス」が開催されます。

サンドアートは、バックライトで照らされたガラスの上で、砂の絵が次々と変化し、ストーリーが繰り広げられるアートです。サンドアートのパフォーマンスは、ピアノやヴァイオリンの生演奏と共に展開します。

サンドアートとライブパフォーマンスは、午前中から午後にかけて3回演奏されます。11:20~11:40及び、12:30~12:50、13:40~14:00の各20分ずつです。

河口湖音楽と森の美術館はレストランもおすすめ

河口湖音楽と森の美術館のレストラン&カフェは、おとぎの国のミュージアムショップと、世界有数の薔薇が咲き誇るローズガーデンの間にあります。レストランは河口湖音楽と森の美術館内と、テラスカフェに分かれており、カフェからは雄大な富士山を目の当たりにすることができます。

以前は「ロイヤルサロン」がありましたが、現在はお休み中です。レストランは白と、ベルベット調の赤のテーブルクロスが華やかです。レストランのメニューはイタリアンが多く、甲州ワインビーフサーロイン肉ローストセットが5000円、森のハンバーグステーキセットが3000円です。

また、温野菜とお魚ポワレセットが3000円、オリジナルパンとパスタランチセットが2300円です。また甲州ワインビーフローストバーガーとドリンクセットが2000円、モンブランケーキとドリンクセットが1300円です。

ケーキは他に、山梨県産シャインマスカットタルトのドリンクセットが1250円など、食べ応え十分です。デザートは日替わりで6種類あり、ドリンクとのセットで950円です。クランベリーのムースなどは、薔薇のジェラートがプレートに添えられ、クォリティの高さに大満足の方が多いようです。

オリジナルメニューや音楽と一緒に楽しめる

カフェテラスではコーヒーに紅茶、ミニブレッドやソフトクリームを味わうことができます。レストランでは日に2回、ランチタイムコンサートが開催されます。テラスにいるお客様にも十分音色が聞こえる素晴らしさです。

1日に同じ表情は見せない、日本が誇る霊峰・富士山のダイナミックな景観と共に、繊細で美味しいレストランのお食事は、河口湖音楽と森の美術館のレストランならではの贅沢でしょう。富士山麓の河口湖でのおすすめの体験は、河口湖音楽と森の美術館というテーマパークを存分に楽しむことです。

河口湖音楽と森の美術館のお土産はぜひおすすめ

河口湖音楽と森の美術館では、レストラン&カフェの向かいにある「おとぎの国のミュージアムショップ」もおすすめです。河口湖音楽と森の美術館ならではの演奏鑑賞体験の他、河口湖音楽と森の美術館のみで販売の珍しいオルゴールのお土産でいっぱいです。

河口湖音楽と森の美術館の香りに包まれた、小さなオルゴールがずらりと並べられ、お土産に最適なものばかりです。眺めているのも楽しく、河口湖音楽と森の美術館に来た喜びが改めて込み上げるでしょう。また、結婚祝いのお土産などに最適な高級オルゴールショップもあります。

様々な製作体験もできる

河口湖音楽と森の美術館の「おとぎの国のミュージアムショップ」は、「妖精の国」Fairylandと銘打たれただけあり、オルゴールが並ぶ空間は、まるでそのまま妖精の国に迷い込んだようです。オルゴールは綺麗な音色を立てるけれども、精巧な仕組みで手作りは無理と感じられます。

しかし河口湖音楽と森の美術館のミュージアムショップでは、手作り製作体験ができます。河口湖音楽と森の美術館では、オルゴール製作体験工房が土日祝オープンされています。「ドーム体験A」では、約30分で料金はセット価格で2100円です。手作りもお土産に大変喜ばれます。

河口湖音楽と森の美術館オルゴール工房でのドーム体験Aは、オルゴールを覆うドームの色がピンク、水色、べっ甲、白と4種類あります。ドームの中にオルゴールの精巧なメカを組み入れ、人形や家など、自分の好きなガラスパーツを入れて作成します。ガラスパーツ代は別途必要です。

また、河口湖音楽と森の美術館オルゴール工房での「ドーム体験B」では、体験Aよりもドーム代が50円高くなります。ドーム体験Bでは、ドームの色はピンクゴールドのみです。体験Aと同様、好きなガラスパーツを選び、オルゴールのメカをセットします。Bのセット価格は2150円です。

さらに、河口湖音楽と森の美術館オルゴール工房での3番目の製作体験は、オルゴールの木箱に自分で絵付けをするものです。ドーム体験A・B同様、メカをオルゴール木箱内に取り付けます。別途料金でガラスパーツも選べます。自分で絵付けの作品は自分だけのお土産にもなるでしょう。

自分だけのゼンマイ式オルゴールが、河口湖音楽と森の美術館オルゴール工房では1850円で製作できます。オルゴールの中には小さな宝石のような幸せが詰まっています。それをお土産として自ら作る喜びは、曲の種類も豊富な、河口湖音楽と森の美術館オルゴール工房ならではの楽しみです。

河口湖音楽と森の美術館:施設概要を紹介

河口湖音楽と森の美術館は、富士山麓に広がる河口湖の美しい景観を背景に広がる、音楽と花のテーマパークです。急ぎ足なら90分、また5~6時間もあれば河口湖音楽と森の美術館全体をじっくりと楽しんで回ることができます。入口右側には日本でも有数の華やかなローズガーデンが広がります。

河口湖音楽と森の美術館の開館時間は、10:00~16:30です。最終入館は15:30ですので、気をつけて下さい。河口湖音楽と森の美術館では休館日はほぼなく、年中無休です。ただし2021年2月26日(金)のみ現在休館の予定です。

河口湖音楽と森の美術館の入館料は、大人1800円、大高生1300円、小中学生1000です。10名以上の団体では割引料金となり、大人1500円、大高生1100円、小中学生800円です。

駐車場料金は終日無料です。駐車場は河口湖音楽と森の美術館入口から道路を挟んだ真向かいです。普通車300台、大型バス30台駐車可能です。また、河口湖音楽と森の美術館のテーマ「パスポートのいらない小さなヨーロッパ」に相応しく、外国に来たような気持ちになるのが年間パスポートです。

河口湖音楽と森の美術館だけの年間パスポートは、入館日にフロントで販売しています。1枚7000円で、入館日は2名まで無料の特典があります。有効期間は1年間です。他にも、レストラン特別予約、2大コンサート特別予約などの特典付きです。

アクセス方法について

河口湖音楽と森の美術館へのアクセスは、車の場合、まず新宿からは、首都圏方面中央道経由です。新宿から首都高4号線ー中央自動車道ー大月JCT経由で約90分です。次に河口湖ICから国道137号線に入ります。この間約15分で、河口湖音楽と森の美術館にアクセスします。

車では、一宮御坂経由が一番早いアクセスです。中央自動車道から一宮御坂ICを経ます。一宮御坂峠を経由し、国道137号線に入ります。峠からほぼ40分で河口湖音楽と森の美術館にアクセスです。

電車からのアクセスの場合、JR中央本線新宿駅から特急に60分乗車します。大月駅から富士急行線で60分で河口湖駅に到着します。河口湖駅からタクシーを利用される方は、約16分で河口湖音楽と森の美術館に到着です。

また、河口湖駅からは、「河口湖周遊レトロバス」が発着しています。河口湖音楽と森の美術館のアクセスまでは26分かかりますが、費用は380円と安くお得です。

周遊レトロバスは河口湖1番乗り場です。周遊レトロバスには、河口湖周遊以外3種類(西湖周遊、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊、世界遺産ループバス)あるので、間違えないように注意しなしょう。

名称 河口湖 音楽と森の美術館
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20

河口湖音楽と森の美術館は音で癒されるスポット

富士山河口湖には白鳥も舞い、ダイヤモンド富士が湖に映るなど、自然に溢れたスポットです。富士山の雄大さに加え、河口湖音楽と森の美術館では、西欧的な街並みの中で、貴重で歴史あるオルゴールの演奏が楽しめます。河口湖音楽と森の美術館は自然と芸術とが融合した空間です。

maronchat
ライター

maronchat

初めまして。歴史、大自然、温泉、文化遺産、そして美味しいものが大好きな好奇心旺盛のmaronchatです。山麓に温泉のある、兵庫県の標高360mの山上に住んでいます。jouerの記事を通して、見応えあるスポット、また生活に役立つ情報をご紹介していきたいと思います。

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