河口湖の人気スポット・久保田一竹美術館を徹底調査!見どころやお土産もご紹介

河口湖の人気スポット・久保田一竹美術館を徹底調査!見どころやお土産もご紹介

富士山・河口湖の周辺は多くの美術館が点在しており、人気のスポットとなっています。その中でも久保田一竹美術館はおすすめの美術館です。久保田一竹美術館は和と洋が融合された神秘的な空間になっている着物の美術館です。久保田一竹美術館の見どころやお土産もご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.外観からすでにアート!久保田一竹美術館がすごい!
  2. 2.久保田一竹美術館のおすすめの見どころ
  3. 3.久保田一竹美術館の人気のお土産
  4. 4.久保田一竹美術館の基本情報
  5. 5.富士山・河口湖へ観光に行くなら久保田一竹美術館は外せない!

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外観からすでにアート!久保田一竹美術館がすごい!

富士山・河口湖周辺の久保田一竹美術館は久保田一竹さんの「辻が花」という技法を使った着物が展示されている美術館です。久保田一竹美術館は、和風な庭園と洋風な建築物の融合された神秘的な空間で人気です。

河口湖周辺にはたくさんの美術館がありますが、その中でも久保田一竹美術館はミシェランガイドで10年連続三つ星を獲得しているおすすめのスポットです。

久保田一竹美術館の正門は、自然に融合された別世界の扉のように佇んでいます。迫力のあるこの正門は、インドの古城から保田一竹さんが見染めて持ち帰った芸術品の一つです。久保田一竹美術館では、最初の入り口からアートな感覚に圧倒されるでしょう。

久保田一竹さんってどんな人?

久保田一竹さんは昭和から平成にかけて活躍した染色工芸家です。久保田一竹さんは「辻が花染め」という技法に魅了され、生涯を通じて「辻が花染め」の研究を重ねてきました。

「辻が花染め」は室町時代より始められた技法であるといわれています。桃山時代から江戸時代初期は技法の完成期へと移り、絞りの美しさを最も生かした時代でした。しかしその後、江戸時代中期になると友禅染が主流となり、「辻が花染め」は自然に消滅してしまいます。

久保田一竹さんは20歳の時に「辻が花染め」の小裂に出会ったことで、その美しさに魅了されます。その後久保田一竹さんは、技法伝承がほとんどされていない「辻が花染め」の染色研究に没頭し、過去の模倣ではなく「一竹辻が花」という独自の染色技術に発展させました。

海外でも高い評価を受ける

久保田一竹さんの「一竹辻が花」は海外でも高い評価を受け、1990年にはフランス政府から【フランス芸術文化勲章シェバリエ章】を受賞しています。また、久保田一竹さんの「一竹辻が花」はカナダ、アメリカ、ドイツなど世界各地でも人気を集め、個展を開催しています。

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久保田一竹美術館のおすすめの見どころ

久保田一竹美術館は着物の美術館としても有名ですが、その範疇にとどまらず、建築物や庭園の美しさも評価されている美術館です。河口湖周辺にはたくさんの美術館がありますが、その中でも久保田一竹美術館は特異的な世界観を持つ、とくにおすすめしたい人気スポットです。

久保田一竹美術館は、アカマツの自然林の中にあります。久保田一竹美術館は河口湖と富士山を望む絶好のロケーションに建ち、晴れた日には屋上のテラスから富士山の雄姿を観覧できるところも人気の秘訣です。

久保田一竹美術館のアートの世界に引き込まれそうな、存在感のある正門をくぐると、すぐに「大滝」の水の流れに出迎えられます。そしてその先には、静寂な和の庭園が広がります。

久保田一竹美術館・新館の入り口までは、大滝の水の音を聞きながら、自然林の中に溶け込むように手を加えられた庭園の中を歩けるようになっています。久保田一竹美術館は、久保田一竹さんが細部にわたりこだわって造られた演出も見どころの一つです。

自然に囲まれた緑の林と溶け込むように造られた庭園の美しい道を歩いていくと、久保田一竹美術館の新館があり、美術館の入り口受付となっています。

久保田一竹美術館・新館は琉球石灰岩(サンゴ等の堆積岩)を積み重ねて造られた建築物です。エスニックな佇まいと神秘的な美しさは観る者を魅了し、SNSでも多く取り上げられているおすすめのフォトスポットでしょう。

久保田一竹美術館の新館には、真っ白な独特の雰囲気の回廊部分があります。洗練されたスペイン風の建築物に、まるで海外に来ているようで心が躍ると人気の場所です。

新館の受付奥の久保田一竹さんのコレクションがあるアートスペースも見どころです。その先にはおすすめのお土産ショップもあり、たっぷりと作品の魅力を感じられるでしょう。

ピラミッド型の建物や自然あふれる庭園

新館を通り抜けると、石畳の階段が見えてきます。階段上には雄大な富士山の頂を象徴するかのような、ピラミッド形状の久保田一竹美術館の本館がどっしりと構えます。

久保田一竹美術館・本館は日本の伝統である富士山と世界遺産の象徴でもあるピラミッドを合わせたような建物です。久保田一竹美術館・本館の洗練された美しさは、見る人を圧倒するでしょう。

久保田一竹美術館の本館の中に入ると、一つの大きな空間になっており「一竹辻が花」の着物が展示されています。青森県産の「ひば」を木材に使用した日本的な木造建築と、西洋の建物との融合が幻想的な雰囲気を醸し出しています。

久保田一竹美術館の本館は、ピラミッド型になっている先端の天井から、自然の光が差し込むように建築されています。そして天井からの光の下には神聖な雰囲気を漂わせたステージが造られています。

久保田一竹美術館・本館の自然光の下にある神聖なステージ上には、スポットライトを浴びた「一竹辻が花」の着物が数点あり、舞台を囲むようにして多くの着物が展示されています。

また、久保田一竹美術館・本館の奥には、「一竹庵」と名付けられた茶房があります。久保田一竹美術館・本館で素晴らしい技術と芸術を観覧した後に、和の空間でゆっくりとお抹茶をいただけるのも嬉しい一時です。

造園家・北山安夫氏が手掛ける

久保田一竹美術館の庭は、京都の造園家・北山安夫氏が手掛けており、久保田一竹さんの構想の下、自然との融合をテーマとして庭園の芸術性にもこだわって造られています。

北山安生氏は京都の有名な造園家で、代表作には建仁寺境内の近代庭園「潮音庭」などがあります。海外での評価も高い作庭家であり、久保田一竹美術館においても、自然林の中に溶け込んだ庭園を見事に演出されていると好評です。

「一竹辻が花」の手法を用いた作品群

久保田一竹美術館の本館には、「一竹辻が花」の手法を用いた着物作品が多く展示されています。「一竹辻が花」は模様を想定した上で絞りと染めを何度も繰り返し、後から刺繍や手描きで模様を丁寧に入れていきます。

繊細な作業の末に完成している「一竹辻が花」の着物は久保田一竹美術館の一番の見どころです。久保田一竹さんの作品の中には1年の年月を費やしたものもあるといわれています。

久保田一竹美術館の本館は季節によってテーマが変わります。四季折々のテーマに合わせた展示を行っているので、久保田一竹美術館・本館では、着物を通して季節の自然と融合した芸術を感じることのできる美術館といえます。

久保田一竹美術館・本館では、制作している課程の映像が流されているスペースもあり、細やかな「一竹辻が花」の技術を観ることができます。

慈母像窟

久保田一竹美術館の本館を出て上り坂を5分ほど進むと、久保田一竹さんが亡き母を偲んで構築された「慈母像窟」があります。「慈母像窟」には、「普賢菩薩像」と嬰児を抱いた「女人像」の2体が溶岩で作られた洞窟に安置されています。

この2体も久保田一竹さんの構想の下、インドの仏師が造られたものです。母への思いが込められた「慈母像窟」は、自然と一体化された神聖な場所となっています。

蜻蛉玉ギャラリー

久保田一竹美術館・新館の「蜻蛉玉ギャラリー」も見どころです。久保田一竹さんのコレクションである蜻蛉玉が美しく展示されています。

蜻蛉玉は久保田一竹さん自身が、世界の国々から集められた貴重なアート作品です。蜻蛉玉は今から3500年ほど前から、古代エジプトやメソポタミアですでに作られていたとされています。

「蜻蛉玉ギャラリー」は久保田一竹美術館・新館にあります。新館は琉球石灰岩を使ったエキゾチックな建築物で、インスタグラムでも多く紹介されている人気のスポットです。では「蜻蛉ギャラリー」の手前にある「お土産」ショップのご紹介をします。

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久保田一竹美術館の人気のお土産

久保田一竹美術館新・新館には、お土産を置いている「ミュージアムショップ」もあります。「ミュージアムショップ」には、蜻蛉玉を使ったオリジナルアクセサリーや、ちりめんの商品、着物柄のポストカードなど、久保田一竹さんの世界観が詰まったおすすめの商品がずらりと並びます。

久保田一竹美術館・新館にはカフェスペースがあり、ハイセンスな空間でほっと一息つくことができます。オリジナルのティラミスには小さな蜻蛉のアクセサリーが付いていて可愛いと好評です。ティラミスについた蜻蛉玉のアクセサリーは、お土産として持ち帰ることができます。

また久保田一竹美術館・新館では外のテラスで、自然を感じながらカフェを楽しむこともできます。琉球石灰岩を使った白亜の建物テラスで、イタリアの風を感じながらまったりとした時間を過ごすのも素敵でしょう。

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久保田一竹美術館の基本情報

久保田一竹美術館の入館料は、一般が1,300円、高校生・大学生は900円、小学生・中学生は400円、就学前のお子様は無料となっています。15名以上の団体のお客様には割引サービスがあり、障がい者手帳をお持ちの方にも割引がありますので、事前に確認しておきましょう。

久保田一竹美術館の開館時間は、12月~3月は10:00~16:30、4月~11月は9:30~17:30となっていて、入館は閉館時間の30分前となっていますので気を付けましょう。

久保田一竹美術館へのアクセス方法は、電車ならJR新宿駅から大月駅で富士急線に乗り換えて、河口湖駅下車した後、周遊レトロバスで約20分で到着します。

自動車なら中央自動車・大月JCTから約15分の河口湖ICで高速を降り、国道137号線を約15分走ると到着します。出発場所によって様々なアクセス方法がありますので、事前に調べておきましょう。

名所 久保田一竹美術館
住所 山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255

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富士山・河口湖へ観光に行くなら久保田一竹美術館は外せない!

久保田一竹美術館は、自然と芸術が融合された癒される空間でおすすめのスポットです。富士山・河口湖へ観光に行くなら、久保田一竹美術館で和のテイストとエスニックで神秘的な世界を感じる、アートな旅を満喫してみてはいかがでしょうか。

kira.tomoko
ライター

kira.tomoko

兵庫県出身 山登りとグルメ旅行が大好きなkira.tomokoです。美味しく食べて、楽しく動くライフスタイルをモットーにしています。皆さまに、楽しく読みやすい記事を、提供できるように心がけていますので、よろしくお願いいたします。

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