【実食レポ】おいもの香りに秋を感じる【シャトレーゼ】ほっこりふっくらショコラケーキ

ここ数年、安納芋、シルクスイート、紅天使などなど、様々な品種のさつまいもが人気ブランド化され売り出されるようになりました。

そんな中で、まだ市場に出回るほどの生産量はないのですが、味はとにかく抜群で、見た目も鮮やかな黄色が魅力的な幻のさつまいもと呼ばれている芋があります。その名も栗黄金芋。過去に一度途絶えた品種を焼酎作りの為に復活させたものなのだとか。

ただ出荷用に生産している生産農家は少なく、家庭用栽培などの少量の栽培を行う方が多い為、市場にはほとんど出回りません。しかし、味が抜群に良いといわれているため、芋好きにとっては憧れの高い芋といえるでしょう。

使用しているさつまいもの内98%が栗黄金芋という、衝撃のスイーツが発売されました。その名もシャトレーゼ「ショコラケーキ 南九州産栗黄金芋」（税込129円）です。

レモンケーキのような楕円形のフォルムの、チョコレートでコーティングされたショコラケーキで、単品売りと、化粧箱入りの5個入り（税込648円）が販売中です。

秋が深まるこの季節に、とろけるチョコで包まれたほっとするお芋のケーキはピッタリです。幻のお芋使用というのも、ちょっと目新しいので軽い手土産にしても良さそうです。

それではシャトレーゼ「ショコラケーキ 南九州産栗黄金芋」を早速実食してそのお味をお伝えします。

袋を開けると、チョコの香りと混ざって、すでにさつまいもの香りがします。冷蔵庫に入れておいたのでチョコがしっかりしていますが、今の季節、昼間の常温だと少し柔らかくなってしまいそうなチョコです。

裏をひっくり返してみると、裏側もしっかりチョコでコーティングされています。ちょこっと生地の部分が見えていますが、鮮やかな黄色です。

ナイフでカットしてみます。チョコが固くはなっているのですが、ガッチガチの固さではなく、柔らかめなのでボロボロにならずにカットできました。

生地は柔らかそうで、ふわっとほろっとした感じの切り口です。チョココーティングの層が割と厚めで、2㎜から3㎜ほどあります。

フォークでチョココーティングだけはがしてみましたが、やっぱりぶ厚いです。かなりボリュームのあるコーティングです。

まずはチョコだけで食べてみます。固すぎず、でも冷やしていたためか歯ごたえもあってポクポクしています。少し油脂感が強い感もありますが、チョコの味がしっかりします。

次はケーキの部分を食べてみます。柔らかめですが、フワフワのスポンジでもなく、スポンジとバターケーキの間のようなケーキです。袋を開けたときの香りでも思いましたが、とにかく芋感が強いです。味も香りも芋がとても活きています。

全体を一緒に食べてみます。手に持ってみると、やっぱり改めてチョコが厚いです。食べてみると、絶妙にチョコと芋が絡んでいて、これは美味しい。チョコの油脂感も、ケーキに絡むとしっとり感が強くなったと感じるだけで、くどいとは感じません。

チョコ付きの部分と、チョコなしの純粋にお芋のケーキの部分と、どちらも美味しいので、ちょっと交互に食べてみたくなるお味です。

シャトレーゼ「ショコラケーキ 南九州産栗黄金芋」はチョコもたっぷりで、お芋の味も香りもしっかりの大満足なケーキです。コーヒーや紅茶と一緒に、ぜひ一度お試しください。