吉野家の「特盛」とは?【実食写真付き量や大盛りとの違い・お得度など徹底紹介!

吉野家の「特盛」とは?【実食写真付き量や大盛りとの違い・お得度など徹底紹介!

吉野家の牛丼には、増量サイズとして大盛り・特盛・超特盛の3サイズがあります。量だけで比較すると超特盛が最もお得ですが、ご飯も具も増量の超特盛はなかなかチャレンジが難しいです。そのため吉野家の増量メニューで人気の大盛りと特盛を比較し、どちらがお得か調べました。

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記事の目次

  1. 1.吉野家とは?
  2. 2.吉野家の牛丼の量
  3. 3.吉野家の特盛
  4. 4.吉野家の牛丼以外の特盛メニュー
  5. 5.吉野家の特盛は具沢山でお得!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

吉野家とは?

吉野家
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ワンコインで味のしみた牛丼がお得に食べられる吉野家には、「特盛」という超お得なメニューがあります。実は吉野家の特盛は、安いからお得というだけではありません。

もともと吉野家では「やすい・うまい・はやい」がモットーなので、コスパの良さ以外にも魅力があります。創業当初はメニューを牛丼のみにすることで、コストを抑えつつもうまい牛丼を実現しました。

また盛り付けスタッフの技術向上にも積極的に取り組できた吉野家は、注文から品出しまでの速さも人気があります。かつて牛丼一杯を15秒で盛り付ける神ワザ店長がいたことは、吉野家ファンの間でよく知られているあるあるネタです。

吉野家牛丼 特盛

▲jouer編集部実食
 

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そんな吉野家で注目さえているのが、大盛りをサイズアップさせた「特盛」です。量が多いだけでなく、こだわりの吉野家牛丼がお得に食べられることがわかると、その情報が一気に広まりました。

その影響もあってなのか、最近では吉野家の特盛を注文する人が増えています。しかも吉野家の特盛人気は、腹ペコ男子だけでなく、主婦の間でも「お持ち帰りに便利」と人気があります。

吉野家の特盛人気には、1サイズ小さい大盛りとの違いが大きく関係しています。そこで今では主婦にも人気がある、吉野家の大盛りメニュー「特盛」の秘密を探ります。

牛丼などの丼物が人気のお店

吉野家 牛丼

▲jouer編集部実食
 

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今や吉野家を利用する人は、男性サラリーマンだけではありません。肉好き女子やダイエッター、フルタイムで働く共働き世帯の女性にも人気です。その理由は、吉野家のメニューの豊富さにあります。

創業当初は「牛丼のみ提供」というこだわりで有名だった吉野家ですが、現在では牛丼だけでも定番の牛丼(426円)、肉だく牛丼(599円)、ねぎだく牛丼(544円)、ねぎ玉牛丼(544円)の4種類がレギュラーメニューにあります。

さらに糖質オフダイエットやアスリートに人気なのが、吉野家&ライザップメニューです。これはライザップ牛サラダシリーズのことで、ライスの代用に生野菜が使われています。

吉野家 ライザップメニュー
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糖質に対する罪悪感なく食べられるのが魅力で、現在はライザップ牛サラダ(572円)とライザップ辛牛サラダ(682円)2種類のみの販売です。発売前から注目されていた吉野家牛丼メニューですが、発売後も順調にファンを増やしています。

季節限定メニューも、吉野家では人気の牛丼メニューです。季節ごとに新商品を販売し、お得なキャンペーンを大々的に行うのが季節限定メニューの特徴といえます。このような販売戦略は、吉野家以外のファーストフード店でも頻繁に行われています。

ただし吉野家の季節限定メニューには、ニュースタイルの牛丼と、メインの牛丼にサイドを組み合わせるアレンジ牛丼の2タイプがあります。

たとえば2020年に登場した「肉だく胡麻ドレ丼」は、サイドにある野菜サラダの胡麻ドレッシングを、肉だく牛丼にかけたアレンジメニューです。

この組み合わせが美味しいと気づき、商品化した吉野家はたしかにすごいです。ただしその反面で、「なんでこの組み合わせに今まで気が付かなかったんだろう」と悔し涙を流す吉野家ファンもいます。

「おしんこ月見しるぬき牛丼」も、サイドの人気メニューである吉野家おしんこと生たまごをトッピングしたアレンジメニューです。この組み合わせも吉野家スタッフの間で美味しいと話題になり、季節限定メニューとして商品化されました。

このように全く新しいスタイルの吉野家牛丼メニューも人気ですが、サイドの定番メニューを組み合わせたアレンジ牛丼メニューもおすすめです。

なおこれらの吉野家牛丼メニューは、ほとんどがテイクアウトできます。ただし生たまごを使った牛丼メニューの夏季販売は、生たまごを半熟玉子に切り替えて提供することがあります。

季節限定メニューは原則並盛のみですが、レギュラーメニューの牛丼の多くは、サイズの変更が可能です。大盛りや特盛などにサイズアップもできますし、アタマ(具のみ)の大盛りや小盛りなど、ピンポイントに量を調整することができます。

牛丼へのこだわり

牛肉
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吉野家で人気の牛丼は、作ろうと思えば家庭でも簡単に作れます。具の材料は牛肉とタマネギだけですし、炊き立てのライスに紅しょうがを準備すれば見た目は吉野家牛丼と変わりません。

そんな家庭でも簡単に作れる牛丼だからこそ、吉野家では細かな部分にまでこだわりがあります。牛丼の具のメインであり、タレの味にも関係する牛肉は、安さではなく部位にこだわっています。

吉野家では「白飯に合う最高の牛丼のためにはどの部位が適しているのか」と追求した結果、一頭から約10kgしか取れない希少なショートプレートを、熟成させてから使うことにしました。

玉ねぎ
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具のもう一つの主役であるタマネギは、牛肉の柔らかさに適した程よい硬さであることを、選ぶ条件としています。食べたときの舌触りを良くするため、タマネギの薄皮はすべて工場で取り除くこだわりです。このように吉野家では、具の食材だけでもこだわっています。

そのため「安いならまずくても仕方がない」というセリフは、牛丼チェーン店・吉野家にはあてはまりません。安くても素材・調理・味にこだわりつづけることで、吉野家は数ある牛丼チェーン店の中でもトップクラスの人気を誇っているのです。

人気牛丼チェーン【吉野家】の魅力を総まとめ!おすすめメニューやお得情報も満載のイメージ
人気牛丼チェーン【吉野家】の魅力を総まとめ!おすすめメニューやお得情報も満載
日本全国に1200店舗以上を展開する吉野家は魅力がたっぷり詰まった人気牛丼チェーン店です。牛丼をはじめとするおすすめメニューや持ち帰り・デリバリーシステムの解説、公式通販やお得なクーポンについてもご紹介します。人気の牛丼店吉野家の魅力総まとめの記事です。

吉野家の牛丼の量

吉野家牛丼 特盛

▲jouer編集部実食
 

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イートインだけでなくお持ち帰りでも人気の特盛が、本当にお得なメニューなのかを検証するために、吉野家レギュラーメニューである牛丼の量に注目してみました。

小盛〜特盛・超特盛まで

吉野家牛丼 並盛

▲jouer編集部実食
 

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創業当初より吉野家の牛丼の基本サイズは「並盛」です。吉野家公式サイトではカロリーについては表示されていますが、量についてはメニュー表に表示がありません。そこでもう少し詳しく調べてみると、総カロリーは635kcalで、総重量は320gとわかりました。

総重量の内訳は、ライスが約230g、アタマ(具)は約90gです。この並盛の量が、吉野家牛丼の基本となります。吉野家にはサイズの種類が6種類ありますが、少量サイズは小盛り(キッズ向けのポケ盛も含む)のみで、残りの4種類はすべてサイズアップメニューです。

長らく吉野家のサイズアップメニューは、大盛り・アタマの大盛り・特盛のみでした。最近になって特盛よりも増量した超特盛が、レギュラーサイズに仲間入りしています。

吉野家牛丼 特盛

▲jouer編集部実食
 

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ちなみに超特盛と小盛りは同時期にレギュラー入りしたのですが、超特盛と小盛りの登場によって、吉野家の牛丼の人気はさらにあがりました。

特に小盛りは女性客から支持されるだけでなく、「2種類の吉野家丼ぶりが食べたい」というわがままをかなえてくれる夢のようなメニューとして、大食い系の男性客のファンも増えました。

小盛りの総重量は並盛の4分の3とされているので、約240gです。ライスは茶碗一杯分なので約150g、残りの約90gがアタマとなります。

吉野家牛丼 ライス

▲jouer編集部実食
 

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そのため小盛りは「並盛よりもライスの量を減らしつつ、具は並盛と同じで食べたい」「2種類の小盛り牛丼が食べたい」という人におすすめです。

「アタマの大盛り」は具のみの増量なので、ライスの増量メニューではありません。ライス&アタマの増量メニューは、大盛り~超特盛の3サイズになります。なおそれぞれの総重量は、「大盛り=430g」「特盛=490g」「超特盛=320g」です。

吉野家の特盛

吉野家牛丼 特盛

▲jouer編集部実食
 

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jouer[ジュエ]編集部
jouer[ジュエ]編集部

jouer[ジュエ]編集部

jouer編集部でも吉野家の牛丼特盛を実食。大盛りとご飯の量は変わらないですが、アタマ(具)がやはり多くてリッチ!お肉をたくさん食べたい人にはおすすめです。大盛りだと少しご飯が余ると感じる方には特盛はピッタリ。また、ビールのお供に牛丼をと考えるときにもバランスGood!もちろん全体の量は多いので少食の方にはきついかも

超特盛がレギュラーサイズ入りするまでは、特盛が吉野家牛丼で最も大きいサイズでした。そんな特盛とよく比較されるのが、3タイプの増量メニューの中で最も手軽な大盛りです。

手頃な値段で増量できる大盛りのほうがお得なイメージがしますが、吉野家ファンは「どうせ大盛りにするなら、特盛を注文したほうがお得」といいます。

では特盛と大盛りにはどんな違いがあるのでしょうか?2種類の違いを詳しく紹介しながら、本当に特盛のほうがお得なのか検証してみます。

特盛と大盛りの違い

吉野家牛丼 大盛

▲jouer編集部実食
 

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特盛は、基本となる並盛を2ランクサイズアップしたメニューです。「大盛りを全体的に増量したのが特盛」というイメージがありますが、特盛と大盛りの炭水化物量を比べてみると違いがあることに気が付きます。

並盛より2サイズアップの特盛の炭水化物の量は127.6gですが、1サイズアップの大盛りも124.2gなので、ほとんど違いがありません。

牛丼特盛の主な炭水化物は、牛丼の下に敷き詰められるライスです。そのためサイズが異なる特盛と大盛りには、炭水化物の量にほとんど違いがないといえます。

吉野家牛丼 タマネギ

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ちなみに特盛と大盛りの炭水化物の量に関係する、アタマのタマネギについて調べてみました。さすがに特盛のアタマに含まれるタマネギの炭水化物量は調べられないので、タマネギがメインのねぎだくで炭水化物量を調べてみると、8.5gあることがわかりました。

特盛・大盛り・ネギだくの炭水化物の数値を比較してみると、どうやら吉野家の特盛と大盛りの違いは、ライスではなく具の量に違いがあるようです。

サイズ別の牛丼の量を紹介した際、増量メニューの総重量のみを紹介しましたが、特盛と大盛りの違いが具の量にあることが分かったため、改めて内訳を比較してみます。

吉野家牛丼 特盛

▲jouer編集部実食
 

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大盛りの場合、総重量は約430gですが、アタマは約110gです。特盛の総重量は490gなので、総重量だけでも60gの違いがあります。そこで特盛のアタマの重量を調べてみると、大盛りよりも多い約170gだとわかりました。

念のために炭水化物量から「ライスの量は変わらない」という仮説を、検証してみました。すると仮説した通り、大盛り・特盛のライスの量はどちらも約320gでした。

ちなみに参考として超特盛の内訳を紹介すると、ライスは約350g、アタマも約225gあります。ですから大盛りを全体的に増量したい場合は、特盛ではなく超特盛を選ぶのが正しい選択といえます。

カロリー

カロリー
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ライスの量は大盛りと同じでも、味が染みたこだわりの具が並盛の2倍食べられるのが、吉野家特盛の魅力です。ところが特盛の総カロリーは1013kcalあります。

炭水化物の量は抑えられていますが、カロリーは1000kcalをオーバーしているので、カロリー制限をしたいときには適していません。リミッターを解除して牛丼を食べたいときは特盛がお得ですが、カロリーを抑えたいときには846kcalの大盛りがおすすめです。

吉野家の牛丼以外の特盛メニュー

特盛というサイズは、一部メニューを除けばほぼ利用できます。もちろん特盛だけでなく超特盛もあるので、具をたくさん食べたいときは特盛、全体的に増量したいときには超特盛を選ぶのがおすすめです。

豚丼

豚丼のレギュラーメニューには、豚丼、キムチ豚丼、チーズ豚丼の3種類があり、いずれも特盛が利用できます。

シンプルな豚丼は745円(984kcal)、キムチ豚丼は863円(1010kcal)、チーズ豚丼は863円(1089 kcal)です。

牛カルビ丼

牛カルビ丼のレギュラーメニューは、牛カルビ丼、キムチカルビ丼、チーズカルビ丼の3種類で、特盛もあります。

シンプルな牛カルビ丼は954円(1310kcal)、キムチカルビ丼は1072円(1336kcal)、チーズカルビ丼は1072円(1415kcal)です。

吉野家の特盛は具沢山でお得!

吉野家
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吉野家の増量メニューでは、具だくさんの牛丼を食べるなら特盛を頼むのがお得です。ライスの量は大盛りと同じですが、具が約170gと並盛のおよそ2倍あります。

そのため特盛のほうが、「肉で満腹になった」という気持ちになれます。なおライスも同じ量だけ増量したい場合は、特盛を増量した超特盛がおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。メニューや価格の情報は2022年9月6日時点、吉野家公式HPの情報です。なお、価格はすべて税込み表示です。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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