本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
菓匠 清閑院とは
菓匠 清閑院は、京都に本社をもち全国展開する和菓子店。オンラインショップもあり手軽にその味を楽しむことができます。お店の理念は、お菓子を通して日本の趣や移りゆく四季の風情を新たな視点で届けること。数ある中から今回は、旬の果物の美味しさが存分に引き出されたゼリーなどをご紹介します。
無花果ぜりぃ「豊実果」を実食!
「不老不死の果物」と呼ばれるくらい栄養価が高い無花果(いちじく)。季節の果物の中では、私はなかなか手に取る機会が少ない果物のひとつ。この無花果ぜりぃの「豊実果(ほうじつか)」は、島根県産いちじく蓬莱柿(ほうらいし)の果肉を赤ワインに付け込みゼリーに閉じ込めた逸品です。
パッケージを開けるとゼリーが登場。開封するとふわっと無花果の香りが広がります。お皿に押し出しいざ実食。ゼリーは、無花果と赤ワインによってか奥深い甘さ。半分に切ると無花果が存在をアピールしてきます。果肉をいただくと少しとろみがあり、無花果本来の食感や味もちゃんと楽しめます。
熟柿ぜりぃ「富柿」を実食
可愛らしい柿のパッケージ。私はバラで購入しましたが、店頭には5個入りで贈答品に良さそうな大きな柿のパッケージもありました。実食のため、冷蔵庫で冷やしておいた熟柿ぜりぃ「富柿」の封をあけお皿に押し出すと、橙色で正方形の小ぶりなゼリーがつるんとしたたり落ちます。
ゼリーに使われている鳥取県産の西条柿は、中国地方特有の品種で、もともとは渋柿だったそうです。渋抜きされた西条柿はとても甘くほど良い食感だとか。濃厚な甘みを期待しつつひと口いただく。柿特有のヌメリはなく完全にゼリーに溶け込んでいます。自然な甘みが心地よく柿の風味が広がります。
「りんどうの花」を実食
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」にも登場する秋の花りんどう。一体どんな和菓子なのか。花のエキスでも入っている?どうやらそうではないようです。白桃ジャムをきんとん餡にとじ込めた和菓子で、花をモチーフにした逸品。入念に包装されているため慎重に取り出すと光沢が美しい花が顔を出します。
半分に割ると、2層の色合いがどこか控えめで上品な印象。きんとん餡をいただくと良く練られた餡で甘さ控えめ。そして、白桃ジャムの甘酸っぱさが良いアクセントに。りんどうの花言葉「悲しんでいるあなたを愛する」の通り、白桃ジャムの酸味をやさしい甘さのきんとん餡が包みこんでいます。※花言葉は複数あります
店頭での一目惚れから始まった旬な果物を使った和菓子との出会い。実った美味しさが引き出された季節感あふれる逸品から、四季折々の趣と向き合える贅沢な時間がはじまります。
商品情報
店名 | 菓匠 清閑院(せいかんいん) |
商品名/購入価格 | 無花果ぜりぃ「豊実果」/648円(税込) 熟柿ぜりぃ「富柿」/249円(税込) りんどうの花/303円(税込) |
購入エリア | 神奈川県 |
購入日 | 2020年9月20日 |
▲jouerライター実食