孤独のグルメに登場した焼肉店をピックアップ！名店の絶品メニューもご紹介

「孤独のグルメ」は、もともとは漫画として連載されていた作品です。当初は『月刊PANJA』で2年ほど連載していましたが、『月刊PANJA』での連載は2年で終了します。

ところがファンから再復活を願う声が続々と寄せられ、20008年に『SPA』で読切り漫画として復活し、その後も2015年まで連載は続きます。ストーリーの主人公は、個人で輸入雑貨店を営む井之頭五郎です。

そんな五郎が仕事の合間に訪れる飲食店での絶品グルメが、「孤独のグルメ」をグルメ漫画へと導きます。孤独のグルメの中で紹介するメニューのジャンルは、バラバラです。ただ共通しているのは「五郎のひとり飯」ということです。

五郎が仕事の合間やディナーで訪れる店のメニューが、孤独のグルメで紹介されます。ただし五郎は、酒が飲めません。そのためディナーで訪れても、アルコールは飲まず、ライスと烏龍茶をセットで注文するのが定番です。

漫画の連載が終了すると、実写版として「孤独のグルメ」はドラマ化されます。漫画でも多くのファンを獲得した作品ですが、ドラマ化された影響はそれを大幅に上回ります。なにしろ紙面でしか見られなかった五郎のひとり飯が、ドラマでは実物が見られるのです。

さらにたびたびストーリーで登場する・五郎の食のこだわりが、ドラマではより分かりやすく表現されます。そのため深夜ドラマにもかかわらず、孤独のグルメは大人気シリーズでした。

「孤独のグルメ」の中で五郎が食べるメニューは、どの店の料理も美味しいです。ただそれ以上に五郎のひとり飯に対する情熱、いやこだわりの強さが、孤独のグルメでは際立ちます。そんな孤独のグルメの中で、ひときわ五郎のこだわりが目立つのが「焼肉」です。

焼肉は、五郎にとって特別なメニューです。仕事で訪れた先々で出会う焼肉の名店たちは、五郎にとって天国のような存在ともいえます。五郎のテンションが孤独のグルメの中で最も高くなるのが、美味しい焼き肉が登場するシーンです。

孤独のグルメにおける五郎の焼肉へのこだわりは、一種異常ともいえます。五郎が孤独グルメの中で訪れる焼肉店は、実在する店舗です。

古くから地元で人気の焼肉名店もあれば、孤独のグルメがきっかけで名店と呼ばれるようになった店もあります。とはいえ孤独のグルメのストーリーの中では、どの店も五郎が美味しいひとり飯を食べる場としてしか紹介されません。

ただし五郎は酒が飲めません。そのため美味しい焼肉を前にしても、ビールや酒類が孤独のグルメの中で登場することはありません。そんな五郎が、美味しい焼肉と共に必ず頼むのが白飯です。

じっくりと焼いた焼肉にたれをからませたものを、白飯にバウンドさせて食べる五郎の姿は、孤独のグルメ・焼肉編の人気シーンです。さらにタレがしみこんだ白飯を、勢いよく口の中に放り込む五郎の姿も、孤独のグルメではすっかり定番になっています。

さらに孤独のグルメ・焼肉編をすべてチェックしてみると、焼き方に関する五郎の強いこだわりが見えてきます。五郎が焼肉を焼くとき、肉から決して目を離しません。肉を網にのせると、焼きあがって網から肉を取り上げるまで、一心不乱に肉を見続けます。

肉との対話は、最高に美味しい焼き上がりの状態を見極めるために、五郎が自らに課したこだわりの行動です。対話を通じて五郎が「今だ！」と感じると、躊躇なく肉を網から取り上げ、スタンバイしていた白飯と共に、一気に口に放り込みます。

五郎の食へのこだわりは、決して焼肉だけではありません。ただ焼肉への想いが人一倍強いだけに、孤独のグルメでは、たびたび焼肉の名店でこのよう五郎の行動が見られます。

孤独のグルメで紹介される焼肉店は、「名店」「美味しい店」などといったSNSの口コミに全く左右されません。もちろん登場する焼肉店の中には、口コミでも有名な名店もあります。

ただし口コミで「焼肉の名店」「美味しい焼肉が食べられる店」として紹介されることが、孤独のグルメで五郎が訪れる理由にはなりません。

店の外観・内観や立地条件も、孤独のグルメの焼き肉店に関係ありません。なかには人通りの少ない路地裏や工場地帯にある焼肉店が、孤独のグルメで紹介されます。つまり五郎が焼肉と真剣に向きあったとき、「これだ！」と思えることが、孤独のグルメの必須条件なのです。

そのため焼肉付きの孤独のグルメファンは「孤独のグルメの焼き肉店は、口コミ以上に信頼ができる」といいます。その証拠に、孤独のグルメで紹介された店を訪ねる「孤独のグルメ・聖地巡礼」のために、全国の焼き肉名店を旅するファンも多いです。

なお孤独のグルメ聖地巡礼は、日本国内とは限りません。主人公の五郎が輸入雑貨店を営むこともあり、時には焼肉の本場である韓国の店が「孤独のグルメ」で紹介されることもあります。そしてその店も、のちに聖地巡礼の名所になります。

孤独のグルメで、焼き肉店における五郎の名言誕生のきっかけとなったのが、焼き肉レストラン東天閣川崎本店です。東天閣は、孤独のグルメ漫画版の第8話「京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼き肉」で登場した焼肉名店です。

漫画の中では東天閣ではなく「なんてんかく」と店名が変更されていますが、店の位置・店内の様子・メニューは正確に東天閣を描いています。店はきれいなホテルのような外観をしていますが、広いテーブルには焼き台が並び、高級なレストランのようです。

もちろん五郎が東天閣を訪れたのは、仕事のためです。川崎のコリアタウンにある東天閣は、貿易雑貨商の五郎にとっては、仕事の合間に立ち寄った店の1つにすぎません。

東天閣に入った五郎は、焼肉店におけるこだわり「白米と烏龍茶」を注文します。五郎は、人気の焼肉料理を注文し、さらにサイドメニューも追加しました。焼肉メニューがカルビ、ミノ、上ロース、上カルビで、サイドメニューはキムチ、サニーレタス、チャプチュです。

東天閣にはランチで立ち寄った五郎ですが、あまりに美味しい肉に、食欲がどんどん加速していきます。焼肉メニューだけでも、ランチとしてはかなりの品数をを注文しています。

ところが五郎は焼肉を食べすすめる途中で、白飯のお替りもしています。この行動は、五郎が絶品料理と認めたときによくみられる行動です。

東天閣があるのは、工場地帯のすぐ近くにあるコリアタウンの1画です。コリアタウンといっても、全国各地にある中華街のように華やかではありません。また「都心のコリアタウン」と呼ばれる大塚エリアのように、ギラギラした感じもないです。

韓国料理の店も数店ありますが、中華街のように、通り一帯が韓国料理店ということもありません。静かな街の中で、ホテルのようなきれいな外装の建物が東天閣です。孤独のグルメで東天閣が紹介されたのは10年以上前なので、リフォームが行われたようです。

とはいえ表の看板は、孤独のグルメで紹介された当時のままです。逆に店内を広く明るい雰囲気にしたことで、ファミリーから団体・宴会までできるようになっています。

東天閣はコリアタウンにある焼肉店なので、メニューには韓国料理の定番メニューもあります。そのため韓国料理もおすすめですが、孤独のグルメの聖地巡礼として来店するなら、五郎と同じメニューを注文するのがおすすめです。

五郎はすべて単品で注文していますが、東天閣には、五郎と同じ料理をお手頃価格で食べられるセットメニューやランチメニューがあります。孤独のグルメの聖地の雰囲気を楽しむだけなら、お得なセットメニューを利用するのがおすすめです。※2023年2月26日時点、焼肉レストラン 東天閣公式HPの情報より。

東京・板橋でも、孤独のグルメで登場する名店があります。店の外観・内観共にどう見ても「地元密着型の焼き肉店」にしか見えない山源ですが、ここが正真正銘、五郎がハマってしまった店です。夫婦2人で切り盛りする山源は、座席数20席しかありません。

カウンター席もありますが、五郎はいつもの通りテーブル席に座り、長そでワイシャツの袖をまくることもなく、淡々と焼肉と白飯を食べすすめます。この日五郎が山源を訪れた目的は、「絶品ホルモンでお腹を満たすこと」です。

そこで地元客から長年愛されていた、ホルモン料理が人気の山源を訪れたのです。いつものように白飯と烏龍茶を注文すると、山源の名物料理の和風キムチから食べ始めます。

山源のホルモン料理には塩とたれがありますが、五郎は塩から攻める戦略を立てていました。そこで最初に塩ホルモン、塩ハツ、ナンコツ塩、コメカミ塩を注文します。

いつも通り焼き上がりの瞬間まで肉から目を離さず、焼きあがった塩ホルモンは、白飯にバウンドさせて口に放ります。塩ホルモンで勢いにのった五郎は、次にタレメニューをターゲットにします。

ここでしっかり味のついたホルモンとハツを食べます。ところが五郎はどうやら山源の塩ホルモンが相応気に入ったようで、タレメニューを食べ終わると再び塩ホルモンに戻り、ようやくフィニッシュを迎えます。

孤独のグルメでの五郎の食べっぷりからもわかる通り、山源の絶品メニューは新鮮なホルモン料理です。来店客の大半が人気のホルモン料理を注文していますし、店主のおすすめメニューもホルモンです。もちろん山源ではホルモンだけでなく、焼肉メニューも絶品です。

とはいえジューシーで、ホルモンから滴り落ちる脂と表面が焼けていく音だけでも食欲がわいてきます。しかも五郎が孤独のグルメで3回もおかわりをしてしまったホルモンは、ボリュームもたっぷりです。

余分な脂が落ちた食べごろのホルモンも、1口で十分に満足できるほど大きくカットされています。店内の煙はすごいですが、接客はていねいで居心地がよい店です。

大幸園小宮本店は、孤独のグルメに登場しなければわざわざ全国から巡礼のために訪れる人がやってくるとは思えないほど、地元に馴染み切った小さなお店です。住宅の1階部分を店舗にしたことがわかる外観からも、そのことがすぐにわかります。

そんな大幸園に五郎が立ち寄る原因となったのが、その日の昼に商談相手が準備してくれたカルビ弁当でした。商談の合間に出されたカルビ弁当ですが、このカルビ弁当によって五郎の心は「今夜は焼肉を食べる」と決断を下したのです。

孤独のグルメでは、商談後すぐに昼にたてた誓いを実行するため、焼肉店を捜し歩きます。住宅街を歩き回り畑が広がる場所に出た瞬間に見つけたのが、大幸園でした。

昼から焼肉のことで頭がいっぱいになっていた五郎は「ロースとカルビ…ローカル攻撃だ」とつぶやき、焼肉料理の王道にターゲットを絞り始めます。ところが店員からヒレをすすめられると、ローカルのみをターゲットにしていた五郎の心は揺れます。

結局五郎が頼んだのは上ロース、ヒレ、ナムル3種盛り、味ネギ、生たまごです。実は五郎が注文したメニューは、すべて大幸園自慢の絶品メニューです。いつもの五郎にしてはやや控えめな注文ですが、それでも大幸園の王道メニューはすべて注文しています。

孤独のグルメで紹介されるようになると、大幸園にも、聖地巡礼スポットとして県外から訪れる客が増えます。とはいえ大幸園の営業スタイルは、昔から変わりません。質の良い肉を、リーズナブルな価格で提供するのが大幸園スタイルです。

店内はこじんまりとしていますが、明るい雰囲気で、丁寧に掃除もされています。そのため家族で利用する地元客も多いです。なお孤独のグルメの中で五郎は、焼肉を注文する前に、豚足を食べています。とはいえこれは、あくまでもイレギュラーなことでした。

メニューを眺めている時に、たまたま隣の席に豚足が運ばれてきたのを、五郎は見てしまいます。韓国焼肉では定番の豚足ですが、日本の大衆向け焼肉店ではあまり見かけません。

これを見た五郎はいつもなら「とりあえずライスと烏龍茶」と注文するところ、「とりあえず豚足」としたのです。孤独のグルメ焼肉編の中でもこの流れは非常に珍しく、孤独のグルメファンの間でも「まさか！」の声が上がりました。

ちなみに豚足も手頃な値段で食べられる大幸園の人気料理です。五郎は最初塩をつけて食べましたが、次に酢味噌をつけ、最後に焼き豚足にしています。

焼き豚足を堪能した頃には、すっかり五郎の胃袋と脳内は焼肉モードに突入しており、その結果として上述の焼肉料理が注文されたというわけです。※2023年2月26日時点、大幸園公式HPの情報より。

翠苑は、東京・東大和市にある焼肉店です。孤独のグルメでは「東京都東大和市のカルビとロース」で登場しています。孤独のグルメで紹介される以前から注目される翠苑は、五郎がこだわり続けている「白飯にあう焼肉」の名店です。

というのも翠苑の焼肉は、あらかじめ味が付けられています。味は好みでアレンジも可能で、注文の際に「塩味強めで」または「辛めに」というと、希望通りの味付けに切り替えてくれます。

そんな翠苑の焼肉は、焼きあがった肉を網からダイレクトに白米へバウンドさせて食べられるのが魅力です。「焼く→白飯にバウンドさせる→肉を食べる→白米を口に放り込む」と流れがスムーズなので、五郎のテンションも相当上がりました。翠苑ではキャベツが無料です。

しかもたっぷり準備されているので、しっかり味の焼肉と白米の合間に、口直しでキャベツを食べます。こうすれば脂っぽさがリセットされ、さらに焼肉と白飯がすすみます。

翠苑は駅から少し離れています。そのためアクセスに便利な店とは言い切れませんが、駅からは徒歩圏内です。店の間口も狭いですし、年季の入った看板もレトロ感が漂います。ところが翠苑の店内に入ると、壁一面に有名人のサイン色紙がずらりと貼られています。

特にプロ野球選手のサイン色紙が多く、他にも有名なスポーツアスリート選手の色紙もあります。実は翠苑は「お手頃価格で良質な肉が食べられる都内の名店」として有名で、週末になると開店前から行列ができます。

聖地巡礼の名所としても有名ですが、良質なたんぱく質がお手頃に食べられる翠苑なので、夏バテ解消やパワーチャージにおすすめです。

東京・中野区にある平和苑は、孤独のグルメで、主人公の五郎が「肉なのに刺身」という謎の名言を残した焼肉店です。昔ながらのこじんまりとした店ですが、本物の肉にこだわった都内の名店として古くから知られています。

メニューのバリエーションも豊富ですが、中でもカルビ系のメニューが多いです。そんな平和苑で人気のカルビメニューが、生ワサビをのせて食べる「わさびカルビ」です。

熱した網の上にカルビをのせ、表面に脂が浮いたらすぐに裏返し、すりおろした生わさびを肉にのせ、約30秒あぶれば完成します。たったこれだけの焼き時間なのに安全・安心して食べられるのも、良質な肉を使用している証拠です。

焼肉好きの五郎にとっても珍しい平和苑のわさびカルビは、タレではなく醤油で食べるのがおすすめです。さらに本来なら焼肉に白飯を注文する五郎ですが、平和苑の裏メニューである卵かけごはんセットを、焼肉の締めに頼んでいます。

平和苑の卵かけごはんは、常連客にも人気のメニューです。五郎は食事の締めに食べていますが、常連客の間では、卵かけごはんをわさびカルビで巻く食べ方も人気があります。

平和苑のオーナーは、肉好き歴20年以上という、生粋の肉好きです。自らが肉好きということもあり、肉へのこだわりは焼肉高級店にも負けません。そんな平和苑では、定番の部位から珍しい部位まで、さまざまな肉が食べられます。

「焼肉は焼き加減が命」といわれるだけに、同じ素材でも焼き過ぎると味・食感がすべて変わってしまう繊細な料理です。そのため平和苑では、初めて食べる部位や焼肉店デビューの人には、丁寧に焼き方や焼き加減を教えてくれます。

神奈川・川崎市にあるつるや（正式名称：焼肉ジンギスカンつるや）は、孤独のグルメで絶品料理が食べられる店として紹介された焼肉店です。

つるやも、五郎が絶品焼肉に出会ったときにつぶやく「おれはまるで人間火力発電所だ」という名言を残したことで有名な店です。もちろん孤独のグルメファンの間で知らない人がいないほどの名店ですし、平日でも開店前に行列ができるほどの人気です。

小さな店の中は、オープンと同時に絶品料理を豪快に食らいつく客たちで溢れます。つるやでは、席に案内された時点で注文を済ませないと、なかなかお目当ての絶品料理にありつけません。

そのため来店前にメニューをリサーチして、何を注文するか決めておくのがおすすめです。なお五郎の名言「人間火力発電機だ」というコメントは、つるやオリジナルのつけダレに由来します。

スタンダードの状態でも、器の中のつけダレには唐辛子ベースの香辛料にたっぷりのニンニクがついています。しかもテーブルにも調節用の調味料がセットされています。これが五郎の名言の由来になったといわれます。

つるやは「焼肉とジンギスカンの店」と看板にあるため、焼肉だけでなくジンギスカンも名物料理です。つるやのジンギスカンは、あらかじめ甘めのたれに漬けた肉を提供します。

これを野菜と一緒に絶妙なタイミングで焼き上げれば、タレをつけなくても白飯がどんどん進みます。孤独のグルメでは、主人公の五郎は大盛の白米にジンギスカンをバウンドさせて食べていました。その影響もあるのか、つるやでは大盛白米を注文する人も多いです。

ところが鶴屋の白米通常サイズは、アルミ製の器にすりきりいっぱいの白米が詰め込まれています。五郎と同じくアルコールを頼まず、純粋に焼肉で腹を満たしたいなら、大盛の白米でも食べきれるでしょう。

ただ家族やグループの場合、料理の品数も多く、アルコールを注文することもあります。このような場合の白米の注文は、孤独のグルメのセオリーにはのらず、普通盛りでオーダーするのがおすすめです。※2023年2月26日時点、焼肉ジンギスカンつるや公式HPの情報より。

孤独のグルメ「千歳船橋のラム肩ローストラムチョップ」で登場したのが、まーさん（正式名称：ジンギスバルまーさん）です。五郎がまーさんを訪れたのは、いつになく仕事に追われた日でした。

1日中仕事に忙殺され、すっかり体力を奪われてしまった五郎は、疲れを吹き飛ばしてくれるスタミナ料理を探していました。そんな五郎がたどり着いたのが、ジンギスカンの名店でした。

五郎の焼肉愛は改めてここで語るまでもありませんが、五郎にとってラム肉は、これまであまり縁がありませんでした。そんな五郎が最初に注文したのが、スタンダードなジンギスカンが楽しめる「おすすめAセット」です。

当然五郎にとって肉と白飯は切れない関係なので、ジンギスカンと一緒に白飯も注文します。野菜がたっぷりのせられたおすすめAセットを白飯とともに平らげると、疲れ切っていた五郎の胃もエンジンがかかってきます。

続けざまにラムせせり味付けと旨くちロースたれを注文し、白飯を追加します。勢いのままぺろりと平らげる頃には、五郎の体に蓄積された疲労も回復に向かっていました。

店名に「ジンギスバル」がつくまーさんですから、ジンギスカンは名物料理で間違いありません。ただジンギスカンと同じくらい人気があるのが、肉厚にカットしたラムチョップです。

おまかせセットAセットに追加の肉と白飯2杯を平らげた五郎ですが、締めはまーさんの名物料理・ラムチョップを注文しています。出来上がりまでに20分かかるラムチョップは、手づかみで豪快に食べます。

そんなラムチョップを前に生まれた名言が、「何これ！うまし！実にうまし！」です。いつもは比喩的な名言が多い五郎ですが、まーさんのラムチョップでは、感情をストレートに言葉にしてしまっています。

孤独のグルメで登場する焼肉名店は、どれも絶品です。いずれの焼肉店にも、白飯にあう絶品料理があり、焼き方までこだわることで、主人公と同じ味が楽しめます。孤独のグルメ聖地巡礼をするなら、店だけでなく、焼き方や食べ方のこだわりも主人公の真似をするのがおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。