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フィナンシェとは違う?シャトレーゼ「ヴィジタンティーヌ」とは?
フランスとドイツの国境近く、ロレーヌ地方の伝統菓子にヴィジタンティーヌという焼き菓子があります。卵白のみを使用した、アーモンドやバターたっぷりの薄めに焼かれたお菓子なのですが、そう聞くとフィナンシェとどう違うのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
そもそも二つのお菓子では、型が違うと言えばそれまでなのですが、基本的な作り方においても、少し違いがあります。フィナンシェは卵白を泡立てませんが、ヴィジタンティーヌは泡立てるという違いがあるため、生地の食感に違いが生まれてきます。
また、これはお店のアレンジにもよりますが、ヴィジタンティーヌのアーモンドプードルは敢えて粗目にする所も見かけます。これはもともとヴィジタンティーヌがフィナンシェの祖となった郷土菓子であったため、より素朴さを表現するためのようです。
現在はフィナンシェの方が一般的に広く知られるようになりましたが、フィナンシェとはまた違うヴィジタンティーヌの食感を好むファンも少なくありません。
その伝統的な焼き菓子がシャトレーゼでも「ヴィジタンティーヌ」(税込162円)として販売されています。こだわりの焼き菓子を詰め合わせたグランレシピズというギフトセットにも入っている定番商品なのですが、小型の店舗では単品でお店に並ばないことも多いようです。
今回はどうしても食べてみたかったため、お店で予約をさせていただき購入しました。国産バターにたっぷりのアーモンドを使用したというこだわりの焼き菓子シャトレーゼ「ヴィジタンティーヌ」実食して、お味をお伝えします。
シンプルだからこそ!もっちり香ばしく、粒々食感も新鮮な焼き菓子
綺麗な色に焼き上げられているのが、パッケージの上からも一目瞭然です。袋を開けてみると、型のふちの部分がしっかりと焼き目がついていて、気泡も細かく整ったいい膨らみ加減です。
カットしてみると、バニラのつぶつぶと、生地も少し粗目でつぶつぶがあります。アーモンドの粒でしょうか?
生地の表面をフォークで押してみると、ジュワっと染み出す感じがあり、しっとり感が伝わってきます。
一口食べてみると、周りの焼き目のサクサク感はありませんが、しっとりジュワーっとした生地でもっちりしています。アーモンドとバターの香りがとにかくすごくて、バニラが入っているのは分かるのですが、ちょこっと香りづけといった感じです。
食べれば食べるほど、感じるのは主役がバターとアーモンドということ。二つの素材の良さが前面に出ています。生地をカットした時に見えた生地のつぶつぶはやはりアーモンドの粒でした。口の中で生地が溶け切らず、最後にアーモンドの粒々が残って、面白い後味です。
味や香りはフィナンシェに近いと感じるのですが、フィナンシェのなめらかでギュッと詰まった感覚とはやはり少し違い、あらめの生地のモッチリ、ジュワ、ホロな食感が少し郷土菓子らしい素朴さとなっています。
シャトレーゼ「ヴィジタンティーヌ」は変わらない伝統菓子だからこその良さを十分に活かした、素朴だけれど洗練された焼き菓子です。甘みはやや強めですが、お茶と一緒にいただくのにはピッタリです。
店頭でなかなか購入できない時には、ネットでの販売もされているようです。ぜひ一度お試しください。
商品情報
店名 | シャトレーゼ |
商品名/購入価格 | ヴィジタンティーヌ/162円(税込) |
購入エリア | 神奈川 |
購入日 | 2020年8月15日 |
▲jouerライター実食