そうめんの美味しい茹で時間を調査!種類や食べ方・束数で変わる?

そうめんの美味しい茹で時間を調査!種類や食べ方・束数で変わる?

夏に食べてしまうメニューのひとつ「そうめん」ですが、茹でる度に悩みませんか?実はそうめんの種類や食べ方、束数で最適な茹で時間が変わるものです。そこで、美味しく仕上がるそうめんの茹で時間を徹底的に調べました。そうめんの茹で方にこだわりたい人は必見です。

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記事の目次

  1. 1.そうめんの基本的な茹で時間の目安は1分30秒 ~ 2分
  2. 2.そうめんの茹で時間をあえて短く
  3. 3.そうめんの茹で時間をあえて長めに
  4. 4.そうめんを電子レンジで簡単に茹でよう
  5. 5.自分好みの美味しいそうめんの茹で時間を見つけよう!

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そうめんの基本的な茹で時間の目安は1分30秒 ~ 2分

本当にそうめんは茹で方や茹で時間が基本であり生命線です。「揖保乃糸」や「三輪素麺」「小豆島そうめん」などの3大そうめんであっても茹で時間ひとつで、仕上がりが激変します。また、スーパーなどで並ぶ工場製品でも茹で時間の加減でうまく仕上がるものです。

基本的なそうめんの茹で時間の目安は1分30秒~2分とされています。ここでいうそうめんの基本的な茹で時間は、1束(50g)×2で2束(100g)を1人分とした、そうめんの茹で時間を意味します。

ブランドや製造メーカーにより1束についての量に差がありますが、基本的にそうめん(茹でる前)100gが1人前と考えて良いでしょう。その茹で時間も1分30秒~2分とありますが、30秒の茹で時間の差でも簡単に食感が激変するのがそうめんなのです。

そこで美味しく食べられるそうめんの茹で時間について、徹底的に調べてみました。そうめんの茹で時間を把握しておくと、夏季だけではなく1年中美味しいそうめんやにゅうめんが食べられます。美味しいそうめんが堪能できる茹で時間に興味がある人は一読してみてください。

そうめんは製法で2種類に分かれる

そのそうめんですが、製造法により「機械麺」と「手延べそうめん」の2種類に分かれます。「機械麺」製法は、小麦粉に塩水を加えて捏ねた生地を、製麺し乾燥するまでの工程を機械で賄う製法です。

例えばスーパーのプライベートブランドなど安価で販売されているそうめんが「機械麺」に当てはまります。一方、「手延べそうめん」製法は、塩水で小麦粉を捏ねて生地をつくり、油を塗りながら手で細く延ばし、寒風の中で乾かす製法です。

手延べそうめんの製造風景は冬季の風物詩でもあります。そうめん3大ブランドに表示されることが多い「手延べそうめん」も同じ意味です。参考までに「手延べ」シリーズには「ひやむぎ」や「うどん」もあります。

「手延べ」シリーズのの3種類の違いは麺の太さです。「手延べそうめん:直径1.3mm未満」「手延べひやむぎ:直径1.3~1.7mm未満」「手延べうどん:直径1.7mm以上」などの種類が、日本農林規格で決められています。

話はそれましたが「手延べ」が、そのまま100%そうめんの意味にはなりません。しかし多くの場合はそうめんと認識されています。

たっぷりなお湯で茹でるのがコツ

そうめんは「ゆで方」が命です。そのそうめんの茹で時間は「1分30秒~2分」が目安です。ちなみに「1束(50g)×2で2束(100g)を1人分」に対し、お湯は1リットルを目安としています。

まず、大鍋で沸騰したたっぷりの熱湯の中に、そうめん2束を鍋の上からバラしながら入れます。その後再び沸騰しますが、その際は噴きこぼれないように、常に火加減の調整が必須です。もちろん熱湯や、その噴きこぼれに注意しながら、沸騰状態を保ちます。

再沸騰からの茹で時間(1分30秒~2分)内で、茹で上がったそうめんを素早くザルに上げ水で粗熱を取り、氷水や清水を流しつつよくもみ洗いをすることでさらに美味しいそうめんに仕上がります。

そうめんを茹でる際の裏技としてお湯を沸かす間に、必要な束数のそうめんの帯を解き準備しておくと良いでしょう。(冷やしそうめんなどつけめんで食べる場合は、大人1人前で2束が目安とします)

「大きいサイズの鍋にたっぷりの熱湯で茹でる」というこの方法は、実はそうめんに限った話ではありません。一度コツをつかめば、「干しうどん」や「干しきしめん」などでも使える汎用性がある方法です。

もちろん茹で時間もそれぞれ違います。個々の麺の茹で時間を調べた上で、美味しい麺を茹でる方法としてぜひ覚えておくべきと考えますがいかがでしょうか。

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そうめんの茹で時間をあえて短く

そうめんの茹で方や茹で時間が、そうめんの生命線であるのは分りました。その茹で時間を短くするなど時間を変えることで、さまざまなそうめんの食感を変えます。

そうめんの茹で方で、そうめんを鍋に入れた後の再沸騰からカウントした茹で時間を短くするだけです。ちなみに、ザルに上げるまでの約1分くらいがおすすめです。

参考までに、茹で時間が50秒以内とあまりに短いと明らかに芯が強く残る上に、粉のような食感になります。50秒以内の茹で時間はあまりおすすめできません。

コシのある食感が楽しめる

つまり、そうめんの目安とする茹で時間をあえて短くするだけで、うどんで言えば稲庭うどんのような、歯応えがありコシがある美味しいそうめんが簡単に仕上がります。

コシが強い食感のそうめんにするための茹で時間の目安は、50秒~1分30秒です。仮に通常の茹で期間を1分30秒にしているなら30秒短縮し、茹で時間を1分にしてみましょう。

にゅうめんやそうめんチャンプルーなどの炒め物にそうめんを使うときは、湯通しや再加熱を踏まえ茹で時間を短め(1分~1分30秒)にしてみましょう。さらに美味しくにゅうめんやそうめんチャンプルーが仕上がります。

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そうめんの茹で時間をあえて長めに

「そうめんの茹で時間を長めに」と書くと「え?」と2度聞きしてしまうでしょう。確かに長めの茹で時間だと、うどんで例えるなら伊勢うどんのような柔らかい食感のそうめんをイメージします。

しかし2016年頃にネット上で話題になり、現在も紹介されるそうめんの茹で方があります。その茹で方とは「4分そうめん」という名前のそうめんの茹で方です。

そうめんを鍋に投入後の再沸騰からの茹で時間を長めにするだけですが、4分というのはさすがに本気で時間が長めと感じます。しかし、長めの茹で時間以上に美味しいそうめんの茹で方として話題になっています。

むちむち食感が楽しめる

茹で方としては、別途ご紹介した方法とほぼ同じです。違いといえば茹で時間と大量の氷水が必要な点でしょう。より多くの4分という茹で時間に比例して多くの水を吸収しているはずです。

しかし大量の氷水で締めたそうめんは、一般的なそうめんよりもツヤツヤしています。そして、実食すると意外にも「ふやけた感」が全くありません。氷水で締められているので、伸びている食感か全くありません。

そしてこの「4分そうめん」の最大特徴は「むちむち食感」に付きます。ツヤっとした口当たりの良さは、コシがあるそうめんが好きな人にとってはある意味カルチャーショックでしょう。

茹で時間4分と長めにすることで、そうめんの意外な食感が楽しめます。興味がある人は、それこそ騙されたと思って1度「4分そうめん」を試してはいかがでしょうか。

そうめんを電子レンジで簡単に茹でよう

最近では「電子レンジで蒸す」「電子レンジで茹でる」をコンセプトにした、そうめんやパスタなどを茹でる簡単便利グッズも販売されています。手軽で簡単に使えるので、日頃からお世話になっている人も多いでしょう。

しかし、便利グッズをわざわざ買わなくても、電子レンジでそうめんを美味しく簡単に茹でる方法があるのをご存じでしょうか。そうめんの束が収まる長さとある程度の深さがあるレンジ対応の耐熱容器(いわゆるタッパー)があれば、電子レンジで簡単にそうめんを茹でられます。

しかも短い茹で時間で茹でられます。耐熱容器のサイズですが容量は1リットルを目安とし、サイズの種類例として「横181×縦128×高さ88(mm)」などのものを用意します。

2束に対して500ccの熱湯を用意

改めて事前に、前述のレンジ対応の耐熱容器(食品保存容器)、熱湯、そしてそうめんなどを用意します。短い茹で時間で美味しいそうめんに茹で上げたいなら、水ではなく沸騰したての熱湯を用意するのがポイントです。

その茹で時間を短くするために簡単に電子レンジを使う方法として、以下の手順で行います。まずは、そうめん2束(1人前:100g)に対して500ccの熱湯を準備します。

2束のそうめんを耐熱容器に入れ、その上から熱湯を注ぎながら菜箸を使ってそうめんを解します。仮にそうめんが耐熱容器に収まり切れなくても、熱湯を注ぐことですぐに柔らかくなるので、心配がありません。

フタをしないまま、その耐熱容器を電子レンジに入れ、加熱します。刺し水が不要のこともあり、シンプルで簡単にできるのでおすすめです。

茹で時間(加熱時間)は600Wで約1分40秒

解したそうめんと熱湯を耐熱容器に納めた後に、電子レンジで加熱します。600wの電子レンジで茹で時間として約1分40秒を目安として設定します。すでに熱湯を注いだ時点で、そうめんはある程度火が通っているので、茹で時間がそれほどはかかりません。

ちなみに500wの電子レンジだと茹で時間は約2分、1000wの電子レンジは茹で時間は約1分が目安です。茹で時間はあくまで目安なので、様子を見ながら茹で時間の調節をしてみましょう。

設定した茹で時間(約1分40秒)を経過後、そうめんが茹で上がると、ザルに打ち上げ、流水で熱を冷まします。あら熱が取れたら、さらに流水でもみ洗いし滑りを取り、後は器に氷水を入れそうめんを盛り完成です。

自分好みの美味しいそうめんの茹で時間を見つけよう!

これまでご紹介したように1つしかないと思っていたそうめんの茹で方や茹で時間は、好みや用途、種類や茹でる束数によって違いました。電子レンジでも楽にできます。

つまり、そうめんの茹で方や茹で時間を短めや長めにすることで、自分好みの茹で時間が探せます。美味しく楽しめる好みのそうめんの茹で時間を見つけてみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

ぬこぬここ
ライター

ぬこぬここ

生まれは福岡県、人生の大半は大阪府、そして現在は滋賀県住みのアラフィフおばさんです。年に1回ペースで国内のどこかへ旅しています。過去に旅した場所や今度旅したい場所について書けたら、と考えています。

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