武甲キャンプ場はソロで行きたい人気スポット！登山にもおすすめの場所とは？

武甲キャンプ場は、秩父の自然を満喫できる人気スポットです。武甲キャンプ場は秩父市と横瀬市の境い目にあたる武甲山のふもとにあり、豊かな緑と清流に囲まれています。

また武甲キャンプ場は荒川水系の1つである横瀬川のそばにあるため、夏になると川遊びも楽しめます。そんな恵まれた環境に作られた武甲キャンプ場では、武甲山の登山客や秩父エリアでツーリングを楽しむライダーの利用も多いです。

実は武甲キャンプ場は、さまざまなスタイルでキャンプを楽しむことができます。そのことも登山客やライダーに人気がある理由の1つです。

秩父の自然に囲まれた武甲キャンプ場は、ソロキャンプやデイキャンプにもおすすめです。武甲キャンプ場の周辺には観光スポットだけでなく、絶景スポットもたくさんあります。しかも武甲キャンプ場の横を流れる横瀬川は、秩父でも人気の川遊びスポットです。

そんな武甲キャンプ場の利用料金は、目的別に細かく設定されています。たとえば家族やグループで武甲キャンプ場のオートキャンプを利用すると、車1台につき1泊5500円かかります。

通常オートキャンプ場の料金は、区画単位での精算です。そのため人数が多ければお得ですが、ソロキャンプではやや高めです。つまり武甲キャンプ場が通常のオートキャンプ場の料金システムであれば、ソロキャンパーに人気のスポットとはいえなかったはずです。

ところが武甲キャンプ場ではソロキャンプ料金の設定があり、車・テント・タープを持ち込んでも、料金は1人3300円です。さらに武甲キャンプ場のソロキャンプ料金は、車利用の場合とバイク利用の場合で異なります。

なんとソロキャンプのバイク料金は車よりもさらに安く、1人2000円で利用できます。武甲キャンプ場周辺は、秩父・長瀞エリアの人気ツーリングスポットです。そのためお得な料金でキャンプができる武甲キャンプ場を拠点に、秩父の名所をバイクで巡るライダーも多いです。

さらに武甲キャンプ場の料金は、目的別に細かく設定されています。これは川遊びやバーベキューなど、宿泊以外の利用者が多い武甲キャンプ場ならではのシステムです。

もちろんデイキャンプについても、利用客に応じて細かく料金の設定をしています。武甲キャンプ場のデイキャンプ料金は、区画使用料と人数分の入場料だけです。入場料は大人750円、子ども500円ですが、区画使用料は持ち込む設備の内容で異なります。

武甲キャンプ場のデイキャンプで最も安く利用できるのが、車のみを持ち込むプランです。このプランではテントとタープの持ち込みができませんが、人数分の入場料に550円追加で利用できます。なお車・テント・タープ各1点持ち込みの場合も、入場料に1500円追加するだけです。

このように武甲キャンプ場では、デイキャンプ利用の場合も内容によって料金が安くなります。そのため武甲キャンプ場は、デイキャンプ利用客にも人気があるのです。

武甲キャンプ場は地元客だけでなく、都心からの利用客も多いです。武甲キャンプ場がある横瀬市は埼玉県の北部の街ですが、都心からのアクセスに便利な位置にあります。そのため武甲キャンプ場の利用客の多くは、車やバイクでアクセスすることが多いです。

ただし武甲キャンプ場の近くには横瀬駅があり、武甲キャンプ場まで徒歩で10分しかかかりません。そのため車やバイクだけでなく公共交通機関を利用しても、武甲キャンプ場までの移動は楽です。このアクセスのよさも、武甲キャンプ場の人気の理由です。

武甲キャンプ場の魅力は、料金の安さやアクセスの良さだけではありません。武甲キャンプ場のサイトはロープで区切られているだけですし、地面も凸凹しているため、宿泊する場合はマットなどしっかりとした準備は必要です。

ただし掃除は行き届いているので、快適に過ごせます。キャンプサイトは木々に囲まれた森の中のサイトと、横瀬川が目の前に広がる河原のサイトがあり、どちらも秩父の自然を満喫できます。

秩父の自然を満喫できる武甲キャンプ場では、川遊びと山遊びが同時に楽しめます。もちろん川遊び・山遊びの合間には、キャンプの楽しみであるバーベキューもできます。河原のサイトでも焚き火ができるので、河原の石を使った手作り窯でバーベキューをするのもおすすめです。

森の中のサイトは、周囲が木々に囲まれています。登山者も多く訪れる武甲山の森に入れば、昆虫採集もできます。

もちろん森の中のサイトでもバーベキューはできますし、武甲キャンプ場周辺には新鮮な山の幸が豊富にあります。そのため地元食材を使った旬のバーベキューも、武甲キャンプ場では楽しめます。

武甲キャンプ場には、武甲山の登山客も利用する武甲温泉があります。武甲温泉では日帰り温泉施設で、武甲キャンプ場の利用料金とは別に入浴料が必要ですが、平日なら大人700円、土日祝日および施設特定日は900円で利用可能です。

男女ともに露天風呂があり、秩父の自然を感じながら温泉で体を休めることができます。なお武甲温泉のお湯は炭酸泉で、リラックス効果や新陳代謝の活性化など、体に嬉しい効果もあります。

武甲温泉の炭酸泉は飲むこともできます。便秘やむくみの解消に効能があるとうたわれており、武甲温泉施設内にある自動販売機で販売しています。

武甲キャンプ場へ車でアクセスする場合は、関越自動車道を利用するのがおすすめです。花園ICを降りると国道140号に合流するので、秩父方面に向かいます。

しばらく道なりに進み「上野町交差点」から国道299号を飯能方面に進みます。国道299号沿いに横瀬小学校があるので、小学校の脇を入ると武甲キャンプ場に到着します。

公共交通機関でのアクセスは、最寄りの横瀬駅から徒歩で移動するのがおすすめです。横瀬駅は池袋駅から西武線を利用すると、乗り換えなしで移動できます。

武甲キャンプ場の周辺には、武甲山や武甲温泉のほかにも数多くの観光スポットがあります。武甲キャンプ場は宿泊料金もお手頃なので、武甲キャンプ場を拠点に、数日かけてゆっくりと秩父・横瀬の自然を満喫するのもおすすめです。

羊山公園・芝桜の丘は、武甲キャンプ場がある武甲山のふもとにある観光スポットです。羊山公園は荒川と横瀬川が侵食したことによってできた丘陵で、芝桜の丘のほかにも見晴しの丘、武甲山資料館、各種スポーツ施設、フィールドアスレチックなどがあります。

普段は地元住民や観光客の姿が多い羊山公園ですが、芝桜が満開になる4月中旬～5月は、広大な丘を埋め尽くす芝桜の絶景をたのしむ見物客でにぎわいます。秩父霊山・武甲山をバックに見る芝桜は、秩父の春の代名詞でもあります。

武甲キャンプ場利用者も訪れる武甲山は、日帰りで登山が楽しめる人気スポットです。秩父霊山の1つでもある武甲山の登山道は、起伏にとんだ登山コースが魅力で、登山シーズンには多くの登山客でにぎわいます。

武甲キャンプ場は武甲山の登山道に向かう林道が近くにあるため、林道をすすむと武甲山の登山口につきます。登山道の途中には、秩父の名水としても有名な不動の滝があります。

また武甲山の頂上には展望台があり、360度の大パノラマで秩父の大自然を堪能することができます。登山口から頂上までは約18.1kmですが、標高差が1080mあるので、季節によっては防寒着を準備したほうがよいかもしれません。

寺坂棚田も武甲キャンプ場の近くにある観光スポットです。総面積約5.2haの棚田は県内最大級で、武甲山を中心とした秩父連峰をバックに見る景色は絶景です。

季節によってさまざまな表情を見せてくれるのが寺坂棚田の魅力で、田植え時期の苗の緑も美しいですし、収穫期を迎えた秋には黄金色に光る稲穂が一面に広がります。

また寺坂棚田は、彼岸花の名所でもあります。彼岸花の見頃になると、稲穂の黄金色と彼岸花の赤色が棚田を秋色に染めます。

秩父・横瀬の武甲キャンプ場は、豊かな自然に囲まれた人気のキャンプ場です。お手頃な料金で宿泊できるだけでなく、川遊びやバーベキューなどデイキャンプも楽しめます。また武甲キャンプ場には武甲温泉もあるため、一日の疲れを温泉で癒すのもおすすめです。

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