みんな大好き【チーズ】の魅力を総まとめ!種類や食べ方・人気の専門店もご紹介

みんな大好き【チーズ】の魅力を総まとめ!種類や食べ方・人気の専門店もご紹介

初心者マークも大歓迎、コク旨ミルキーな「チーズ」の世界へようこそ!見慣れた品から手に入ったら奇跡の1つまで、あらゆるチーズを大特集。クセが美味しい通好みの1品から初心者でもイケるチーズまで厳選しました。欲しいチーズがきっと見つかる、完全無敵のチーズガイドです!

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記事の目次

  1. 1.人気食材「チーズ」の魅力を徹底調査
  2. 2.チーズ好きにおすすめのチーズ5選
  3. 3.チーズ初心者におすすめのチーズ3選
  4. 4.一度は食べたい珍しいチーズ3選
  5. 5.東京のおすすめチーズ専門店5選
  6. 6.通販でお取り寄せできるおすすめチーズ
  7. 7.おすすめのチーズ料理レシピをご紹介
  8. 8.世界中の色々な美味しいチーズを楽しもう!

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人気食材「チーズ」の魅力を徹底調査

伸びてとろける様がフォトジェニックな「チーズ」は、料理に美味しさと華やぎを加えます。幼少期に憧れた料理が「グラタン」という人も多いはず。そして1度はチーズの海に溺れる夢を抱きます。

クリーミーでほど良い塩味がひと口食べると止まらない、インスタ映えも確実な誘惑食材「チーズ」の魅力に迫ります。食べやすいビギナー向けから通が好む至極の逸品、珍味と呼ばれるチーズまで、食べたい1品を見つけられます。気になる種類やルーツも丸わかりのチーズ発見ガイドです!

チーズには色々なタイプ・種類がある

チーズ最大の魅力は、数えきれないほど豊富な種類です。身近なチーズでも数種類は簡単にピックアップできるでしょう。種類が違えばチーズは異なる味わいを見せ、食べ飽きることを知りません。チーズの種類は大きく2つに分けられ、そのうち1つをさらに7つにわけることができます。

大きい2分類は「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」です。このうち「ナチュラルチーズ」を細かく7つに分類できます。チーズは牛やヤギのミルクで作られるイメージが一般的でしょう。ミルクが原料なのはナチュラルチーズです。ナチュラルチーズをさらに加工してプロセスチーズができます。

ナチュラルチーズは高温で加工されておらず、「自然な」チーズの風味や味を楽しめます。また日が経つにつれチーズに含まれる微生物や酵素の働きで、風味・味わいが変わるのです。日本のチーズは殆どが「プロセスチーズ」です。本場ヨーロッパでは「ナチュラルチーズ」が一般的となっています。

ナチュラルチーズを細かく分けると7通り、「フレッシュ」「白カビ」「青カビ」「ウォッシュ」「シェーブル」「セミハード」「ハード」となります。チーズ好き、お酒を飲む人ならピンときたはずです。おつまみで食べる「カマンベール」は、最もよく知られた白カビチーズです。

フレッシュタイプは、ミルクを熱や酵素などで固めたみずみずしく柔らかなテスクチャのチーズです。スパイスやハーブを練り込みオードブル的に食べたり、スイーツ作りに用いられます。日本でもお馴染み、滑らかクリーミーなクリームチーズ、モッツァレラやヘルシーなカッテージチーズがあります。

白カビは、チーズ表面が白くコーティングされたチーズです。表面は若干硬くチーズ内部は濃厚でねっとり柔らかいのが特徴です。日本でもお馴染みカマンベールや、チーズの王様と呼ばれるブリードモーが白カビチーズです。

クセが強いことで知られる青カビ、いわゆるブルーチーズは、その刺激的な風味と味を楽しむチーズです。チーズに穴を空け青カビを内部に繁殖させ、旨味を増しています。有名処はロックフォール、ゴルゴンゾーラ、おつまみやピザなどにも使われます。ブルーチーズは通にはたまらない逸品です。

ウォッシュタイプはチーズ表面を塩水やお酒で洗い、熟成させます。表面を何度も洗ううちに「リネンス菌」が増殖、菌の作用で旨味が増す逸品です。チーズ表面は臭いが強いですが、内部は濃厚でミルキー、流れ出すほど柔らかな極上テスクチャのチーズです。エポワスやマンステールがあります。

ヤギのミルクで作るチーズをシェーブルと呼びます。個性的かつ口の中でほろっと崩れる独特なチーズです。サントモール、マコネなどがあります。長期熟成タイプのチーズがセミハード・ハードタイプです。有名なゴーダやラクレットはセミハードタイプとなります。

ハードタイプはコンテやパルミジャーノレッジャーノなどが有名処です。セミハード・ハードともに成型後プレスし、水分量を調節し熟成します。セミハードは1カ月から6カ月ほど、ハードは3年間熟成させ旨味を閉じ込めるチーズもあります。

なおプロセスチーズは、セミハードタイプのチーズを加熱加工して作ります。日本で多く流通する6Pチーズ、キャンディチーズなどが代表的です。

チーズの発祥は?

チーズは非常に古くから食べられていました。現時点では紀元前6000年のポーランドが、最も古いチーズ製造の有力説です。チーズの原料、ヤギや羊の家畜化が紀元前7000年から6000年と言われています。今まではアラブの商人の水筒からチーズが見つかった「中東発祥説」が有力でした。

「中東発祥説」を覆したのは、2012年にポーランドで発掘された紀元前6000年から5000年の陶器の欠片です。陶器にはヤギのチーズ(シェーブルチーズ)が確認できました。つまりこの頃すでにポーランドでは、ヤギのチーズが製造されていたのです。

2012年の発見により、チーズ発祥の地は紀元前6000年の「ポーランド」とされています。なおチーズ製造をはっきり示す痕跡は紀元前2000年、この頃のチーズは塩味・酸味ともに強い味わいだったと推測されています。

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チーズ好きにおすすめのチーズ5選

初心者マークを卒業した人には、こだわりの絶品チーズを5選ご紹介します。普段使いのスーパーにはないけれど、専門店なら手に入る逸品です。個性が強く主張する5つのチーズは、1度ならず数回食べて美味しいと舌が覚える通の味です。おすすめの食べ方や料理への使い方もレクチャーします!

マロワル

ウォッシュチーズを極めるなら「マロワル」をどうぞ。マロワルは1000年以上の歴史を持ち、「マロワールの傑作」の異名も持つフランス北部の代表チーズです。ウォッシュらしい強い臭いと濃厚な旨味、しっとり粘りあるテスクチャはチーズ好きにこそおすすめできる逸品と言えます。

数回チャレンジすれば、塩味に隠された旨味と甘みを美味しいと感じられるでしょう。1度美味しいと舌が覚えてしまえば、他のチーズに目移りしてもマロワルに戻ってしまう魔性を秘めたチーズです。かの有名なルイ9世やカール5世など歴史に名を刻む偉人たちも、マロワルに虜だったのです。

おすすめの食べ方はパイ生地にカットしたマロワル、生クリームとたまごを流して焼き上げた「タルト・フラミッシュ」です。熱を加えたマロワルは、臭いが和らぎ旨味と甘みが引き立ちます。慣れればスプーンですくって食べても絶品で、赤ワイン(フルボディ)のペースアップは間違いありません!

サント・モール・ド・トゥレーヌ

真ん中を麦わらが貫く円筒状が特徴の「サント・モール・ド・トゥレーヌ」は、現地フランスで人気のシェーブルです。シェーブル特有の個性的な風味と、口の中でほろりと崩れる様が、たまらないチーズとなっています。日が経つごとに熟成が進み、風味や味、食感も変化する面白みある1品です。

円筒状だけでなく、インパクトある黒っぽい外見も特徴的でしょう。表面にまぶされた黒い粉は塩を混ぜた木炭で、雑菌からチーズを守るとともに熟成で増す旨味成分にもなっています。熟成が進めばチーズ内部から水分が抜け、柔らかいテスクチャから固く変化していきます。

初期は酸味やミルキー感が強く、日が経つごとにコクが増すチーズです。お酒を合わせるなら赤ワイン「シノン」がおすすめです。また初期の頃なら、そのままカットしてサラダと合わせるのも人気です。薄くカットした黒パンにシェーブル、ドライフルーツやはちみつの組み合わせも美味しいです。

ミモレット

鮮やかなオレンジカラーの「ミモレット」はハードチーズの定番です。お酒好き、チーズ好きなら1度は口にしているでしょう。お馴染みの姿ながら熟成1年以上にもなると、通が好む味わいに変化するチーズです。1年以上熟成させたミモレットは、よく「からすみ」に例えられます。

そのためお酒と相性抜群で、ワインは赤・白、ライトからフルボディ、どの1本を選んでもマッチします。さらに日本酒のお供にもなり純米酒やにごり酒、紅茶や緑茶との相性も良いです。そのまま食べるなら、ミモレットは薄くスライスしましょう。噛みしめればじわじわ旨味が味わえます。

おろし金ですりおろし、サラダに鮮やかなトッピングをするのも美味しい食べ方です。簡単で美味しいミモレットサンドイッチもおすすめでしょう。加熱も風味が損なわれず、映えるリゾットやパスタは女性に人気です。

薄いチーズスライス1枚に旨味が凝縮したミモレットは、「大人な舌」を持つ女性こそ楽しめるチーズとなっています。

ラングル

真ん中が大きく窪みごつごつしている「ラングル」は、外見に似合わずスムースでクリーミーなウォッシュチーズです。ボコっと凹んだ窪みは「フォンテーヌ」と呼び、表面の水分が重力でチーズを押し下げた跡です。ラングルの熟成度合はフォンテーヌの深さでチェックするのがおすすめでしょう。

ミルキーで絹の舌触りのウォッシュチーズなので、ラングルはそのまま食べるのが最も美味しい食べ方です。はちみつを添えれば美味しいデザートチーズです。真のチーズ好きは、ラングルのフォンテーヌにシャンパンなどお酒を注ぎ、火をつけて食べます。

ラングルはフランス・シャンパーニュ出身です。そのためフォンテーヌに注ぐお酒もシャンパーニュ地方の名酒「シャンパン」なのです。その他「マール」(葡萄の蒸留酒)「洋ナシのブランデー」が使われます。リッチクリーミーな舌触りとお酒の香り、おしゃれで美味しい贅沢なひと時を味わえます。

ロック・フォール

ぐるっと1周したチーズ好きが最終帰るのは、ブルーチーズの「ロック・フォール」です。チーズを極めた人が最後にたどり着く場所が青カビチーズと言われています。その中でもロック・フォールは世界に名高い、「世界三大ブルーチーズ」のトップに君臨するブルーチーズの覇者です。

ブルーチーズの中で最も有名なロック・フォールの姿は、おおよそ検討がつくでしょう。乳白色チーズに大ぶりの青カビがまだら模様に入った、まさに「凄ヴィジュアル」なチーズです。ツンと鼻をつく青カビの刺激的な臭いも、通にはたまらないそそる香りなのです。

このチーズ最大の魅力は、羊チーズのミルキーさに重なる強烈な青カビの刺激です。かじった瞬間ミルキーなチーズと強い塩味、舌と喉、鼻にしびれる青カビの刺激が突き抜けます。かなり味が濃いブルーチーズなので、ちびちびかじって舌でミルクと刺激を転がして味わうのがおすすめです。

舌の上で食のパラダイスが起きる人気トップのブルーチーズは、極めた人が楽しめるチーズと言えます。通好みの美味しい食べ方は、シンプルにそのままかじって食べること。おしゃれにワインを嗜むなら、塩味が強いロック・フォールには甘口の赤やフルボディの赤を合わせるのが人気です。

寒い時期に飲みたいホットワインとも憎らしいほどベストマッチします。甘いワインとピリッと刺激的なチーズは美味しいを通り越して、誰もが陶酔してしまうでしょう!

青カビの刺激をマイルドにするなら、ドライフルーツやはちみつと一緒に食べるのがおすすめです。王道はレーズンやドライいちじく、プルーンでしょう。クラッカーにロック・フォール、ドライフルーツを乗せれば美味しいカナッペの完成です。

生果物なら洋ナシやりんごにチーズを乗せてはちみつを垂らせば、ピリッと刺激的で甘じょっぱい人気のデザートおつまみに大変身します。料理ではステーキのソースなどにロック・フォールを使えば、たちまち専門店の味が再現できるでしょう。

深く力強く、複雑な味わいのロック・フォールは「ブルーチーズの帝王」と尊敬の念を込めて呼ばれています。チーズ好きが最後にたどり着く究極のチーズ、それがロック・フォールなのです。

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チーズ初心者におすすめのチーズ3選

バエる料理に必須のチーズは、意外にダメという人も多いのです。食べなれない人はチーズの魅力、香りや風味にクセを感じてしまいます。どんなチーズも受け付けない、そんな初心者にもおすすめの入門チーズを紹介します。

知らずに口にしている有名料理のベースチーズやチーズでできたデザートに、苦手意識は消えるはずです!

フレッシュ・モッツァレラ

初心者にダントツおすすめ「フレッシュ・モッツァレラ」は、誰もが納得の食べやすさです。「モッツァレラ」でピンとこない人は、ピザのチーズを思い浮かべましょう。ピザのどこまでも伸びるクリーミーなチーズこそ、モッツァレラチーズです。

真っ白な見た目ですぐわかる、みずみずしく弾むモッツァレラはフレッシュタイプとなります。僅かにミルクの香り、ほんのり甘くキュッキュッとした押し返す食感が人気のチーズです。味・香りのクセがほぼない、初心者がそのまま食べても美味しいと感じられるおすすめのフレッシュチーズです。

大定番の料理はピザですが、パンにモッツァレラを乗せて焼いたピザトーストも絶品です。トマトとモッツァレラを交互にしたカプレーゼは、爽やかな酸味が人気のおしゃれな料理です。軽いおつまみにするなら、スライスしたモッツァレラをクラッカーに乗せ、オリーブオイルを垂らせば良いでしょう。

もちむちっと弾む食感とミルク感あふれるモッツァレラは、フルーティな白ワインが絶好調に進みます。さっぱり風味あふれるワインとミルキーなモッツァレラの協奏曲は、エンドレスリピートです!

エメンタール

見覚えあるヴィジュアルは、かの有名な「チップとデール」に登場する、なんとも美味しそうなチーズです。そのチーズこそ「エメンタール」がモチーフなのです。触れればわかるチーズの種類はハードタイプ、やや淡泊でほのかに甘くナッツの風味がある食べやすい人気のチーズとなります。

スイス生まれのエメンタールはチーズ料理の王様・チーズフォンデュに使うのが圧倒的におすすめです。そのままで淡泊、熱で旨味が増すエメンタールは、その他グラタンやピザ、オニオングラタンスープなど加熱する料理に使うと絶品です。

なお本場のチーズフォンデュはエメンタールにグリエールチーズ、辛口白ワインも加えて作ります。熱いフォンデュソースから立ってくる、ナッツとワインの香りだけで酔いしれます。エメンタールを食べる時にワインを選ぶなら、キリっとしたフルーティな白ワインが良いでしょう。

ブリヤ・サヴァラン・アフィネ

どんなチーズにもクセを感じるなら「究極のレアチーズケーキ」と呼ばれる、スイーツのような1品はいかがでしょうか。種類は白カビと聞くとビギナーは怯みますが粉雪のような表皮と断面、柔らかなテスクチャは息をのむほど美しい、「女王」とも称されるデザートチーズを紹介します。

純白のチーズの女王、「ブリヤ・サヴァラン・アフィネ」は、種類で言えば白カビチーズです。ブリヤ・サヴァラン・アフィネは別種類、フレッシュタイプの「ブリヤ・サヴァラン」を熟成させたものです。表皮を覆う白カビが気になるなら種類別のブリヤ・サヴァランから入っても良いかもしれません。

このチーズは「トリプルクリーム」という、ベースミルクにクリームを追加する製法で作られます。脂肪分はバター82%に追いつく75%以上、そのリッチでクリーミーな舌触りにひと口でノックアウトです。濃厚な味わいと滑らかなテスクチャが、甘さ控えめのチーズケーキに例えられる由縁です。

デザート感覚で、はちみつやジャム、少しおしゃれにリキュールをかけるのが通の間で人気です。ジャムは柑橘系や酸味のあるものを選べば、まさにレアチーズケーキの再現でしょう。甘い白ワインやスパークリングワインは、チーズの女王を際立たせる魔法の水です。

あらゆるチーズがダメな人々を、ひと口で虜にしてきた人気沸騰中の「ブリヤ・サヴァラン・アフィネ」は初心者が食べるべき逸品です。次の女子会で食前酒に合わせるのは、このチーズしかありません!

一度は食べたい珍しいチーズ3選

チーズに長けている人なら、1度は食べたい「珍しいチーズ」を3つ集めました。専門店へ足しげく通って発見できたらラッキーです。3つのうち1つは幸運を運ぶと言われます。最初に手に入れて残り2つも手に入れましょう!

ブルー・ド・ジェックス

現在の生産工房が4軒と、希少価値の高い青カビチーズが「ブルー・ド・ジェックス」です。歴史は古く、製造されていたのは14世紀からと言われています。ひと目でチーズの種類がブルーチーズとわかる、断面にびっちり詰まった青カビは、意外にクセがなく刺激もまろやかです。

みっちり固めに詰まった質感はセミハードタイプに似ており、日本人の舌に合うでしょう。黒パンに乗せてチーズトーストや、フォンデュにするのがおすすめです。日本人好みのブルーチーズですが、圧倒的に生産量が少なく発見するのがまず難しいでしょう。

現地ではそれほど人気がないため、工房が4軒に減ったことも理由の1つです。見た目と裏腹に、ブルーチーズをサラッと食べさせてくれるブルー・ド・ジェックスは、「幻のチーズ」だけに1度は食べてみたいものです。

バラカ

女性なら恐らく、チーズの形を見ただけで素敵な予感がするでしょう。「バラカ」白カビ、お馴染みカマンベールと同じ種類です。フランス語で「バラカ」は「馬蹄形」を指し、まさにバラカは蹄を象ったチーズなのです。

蹄の形は現地フランスでは縁起物とされており、「幸福を呼ぶチーズ」としてバラカは贈り物に使われます。形だけでなくバラカは味も一級品です。ふわり白カビが覆ったチーズはとろとろ柔らか、ミルキーでクリーミー。それもそのはずバラカはダブルクリームのチーズで脂肪分70%以上を誇ります。

バラカのリッチなミルク感は万人に受け入れられる味わいです。ふっくら白カビの苦みがアクセントになり、濃厚な甘さとほろ苦さが類まれな美味しさです。相性が良い甘口の白ワインとなら、デザートのように食べられるでしょう。

ドライフルーツならレーズンやドライいちじく、ブルーベリーを、生果物なら洋ナシやぶどう、いちごなどが王道です。バラカに添えるだけで、おしゃれで美味しい女子会の前座になるでしょう。レーズンパンに乗せ、クラッシュしたくるみやアーモンドをトッピングすれば、もう最高です!

ライオル

現地フランスで最も古く、手に入らないと言われるチーズが「ライオル」です。発見できたらわかる、種類はセミハードのチーズです。ライオルの表皮は乾燥して粉が吹き、白とオレンジ、茶色の細かい斑点があります。チーズを作るベースミルクは、種が異なる2種類の牛乳です。

さまざまなハーブや草花を食べた牛乳で作るライオルは、複雑な味と風味のチーズとなります。外見はまだら色ですが中は綺麗な乳白色で、ほろりと崩れるテスクチャです。歴史が古いチーズさながら口に含んだライオルの味は塩気、強すぎる個性的な風味が「チーズ界のお漬物」と呼ばれています。

奇跡的にライオルが手に入ったら、ぜひ作りたいのがマッシュポテトと溶けたライオルを混ぜたアリゴです。フランスの古い伝統料理は、熟練の職人が作ると3㎝ほど伸びるもちもち食感になります。ワインを合わせるならライオルの個性に負けない、赤のフルボディががっちりハマるでしょう。

東京のおすすめチーズ専門店5選

コク旨チーズに厳選ワイン、創作料理で頬が落ちる、東京都心のチーズ専門店と自慢の料理をご紹介します。初心者もチーズに長けた人も必見の激ウマメニューに、お腹が鳴ること間違いなし!

SHIBUYA CHEESE STAND 渋谷チーズスタンド

東京のど真ん中、渋谷で1番新鮮なフレッシュチーズが食べられるのが、「SHIBUYA CHEESE STAND 渋谷チーズスタンド」です。店内で作る「作り立てチーズ」が人気のチーズ専門店です。日本で初めて製造成功した「ブッラータ」は悶絶するほど美味しいと話題になっています。

「東京ブッラータ」にナイフを少し、ぷつっとすると、トロリあふれる生クリームが食べる前から素敵です。東京ブッラータは中もぎゅっと詰まっており、想像以上に食べ応えのある人気の1皿となっています。

初めて訪れる人におすすめのメニューが「出来立てモッツァレラ&リコッタ」です。キュッと弾力のモッツァレラとふわふわリコッタの食感も美味しい1皿は、オリーブオイルをかけて食べるのもおすすめです。絶品チーズはテイクアウト可能、お店の人気商品はその日のうちにお早めに!

名称 SHIBUYA CHEESE STAND 渋谷チーズスタンド
住所 東京都渋谷区神山町5-8 ステラハイム神山1F

CHEESE CRAFT WORKS ダイバーシティ東京プラザ

観光スポットお台場の、話題の名所が「CHEESE CRAFT WORKS ダイバーシティ東京プラザ」です。お店のイチオシ「天使のふわふわチーズフォンデュ」は、乙女心を射抜く一目惚れメニューと話題になっています。

ふわふわ泡立つ話題のフォンデュソースは、エメンタールとグリエールをベースに特製チーズムースを重ねた三層構造です。クリーミーなフォンデュはコクがありつつ飲めるほどに軽やか、最初に注文したいメニューでしょう。

その他フォンデュ料理が豊富で、ハンバーグやパスタとフォンデュがコラボしたメニューも必見です。食後はしゅわふわの「チーズスフレパンケーキ」や「タピオカドリンク」など、チーズスイーツも抜け目なく揃います。ランチからディナー、デザートまでチーズフルコースを楽しみましょう!

名称 CHEESE CRAFT WORKS ダイバーシティ東京プラザ
住所 東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ2F

CheeseTable 新宿店

栄養価に優れたチーズは、しかしながら高カロリーです。夜ではなくランチで食べたい人も多いでしょう。その願いは「CheeseTable 新宿店」で叶います。ランチに「チーズフォンデュ」の本格コースがあるのです。専門店の濃厚フォンデュは、芳醇な白ワインが香る大人の味わいです。

夜はお肉と野菜の「ラクレット」をどうぞ。目の前でチーズがなだれ落ちる様は、歓声を上げずにいられません。ビーフシチューへのラクレットは、男女ともに人気の逸品です。ごはんの〆は話題の不思議スイーツ「飲めるチーズケーキ」を忘れずに!

名称 CheeseTable 新宿店
住所 東京都新宿区新宿3-23-12 パンドラビル7F

チーズと和牛 きこりのお家

お酒も飲みたい大人女子は、お肉とチーズの専門店、「チーズと和牛 きこりのお家」がおすすめです。店内はリラックスできる完全個室、騒ぐ女子会も安心です。50か国のチーズとA5ランクの佐賀牛を、豊富なラインナップのお酒と共に楽しめます。

おすすめ料理はダイナミックに「ラクレット」です。北海道十勝産のラクレットチーズはまろやかでクセがなく、飲める勢いです。バゲットや野菜、A5ランク肉を絡めて食べれば、手元のグラスがすぐに空になります。最高級お肉とチーズ、お酒はまさに三種の神器、これ以上の贅沢はありません!

名称 チーズと和牛 きこりのお家
住所 東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿2F

スブリデオ レストラーレ

恵比寿で1番濃厚なチーズをいただけるのが「スブリデオ レストラーレ」です。こちらの専門店には平日急ぎたい料理「スブリデオキッシュプレート」があります。4種のチーズがマリアージュする分厚いキッシュは断面も美しく、贅の極みのランチプレートとなっています。

みっちりチーズの生地には、鮮やかなほうれん草とコク旨ベーコンも詰まっています。コクと旨味、甘みや風味あふれるキキッシュは、それだけでご馳走メニューです。しかし専門店の限定プレート最大の見せ場は、キッシュにまさかの大量ラクレットなのです。

チーズと具材が密な生地のキッシュ、その上へなだれのように流れる迫力のラクレットは、素敵な絵面としか言えません。プレートにできたチーズの海は、チーズ好きなら大興奮です。平日5組の枠に必ず入りたい贅沢な料理です。限定に漏れた人も、ここでは押さえるべきメニューがあります。

メニューブックでリゾットやニョッキ、ブカティーニのページは熟読です。5種揃う中で専門店が誇るメニューは、ブルーチーズの旨味を活かした「栗とゴルゴンゾーラピカンテソースのニョッキ」です。またテイクアウトメニューもおすすめで、シェーブルチーズのリゾットなど珍しい料理も人気です。

名称 スブリデオ レストラーレ
住所 東京都渋谷区恵比寿4-11-9 クオーレエビス1F

通販でお取り寄せできるおすすめチーズ

チーズのお取り寄せは難しいと思いますか?特に鮮度が命のフレッシュチーズは、専門店で手に入れるべきと考える人も多いでしょう。しかし今ではデリケートなチーズですら、通販サイトで手に入ります。なかなか専門店に入れない、チーズ初心者にこそ通販チーズはおすすめです。

実はチーズは通販サイトではお取り寄せグルメとして人気の商品です。何種類も組み合わせたバラエティセットや、希少で美味しいチーズも見つけられます。ここでは通販してでも食べてみたい、初心者向けのご馳走チーズをご紹介しましょう!

ブリートリュフ

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白カビチーズと森の宝石トリュフが合わさった「ブリートリュフ」も、通販で手に入る人気のチーズです。ブリートリュフは脂肪分60%以上のリッチな口当たりのダブルクリームです。濃厚でミルキーな味わいと黒トリュフの芳醇な香りを同時に味わえる、贅沢で上品な白カビチーズとなります。

ブリー トリュフ トリュフ入り

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ブラッティーナ トリュフ

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専門店の「ブッラータ」をワンランクアップした、最強のご褒美チーズが「ブラッティーナ トリュフ」です。半生フレッシュチーズはモッツァレラのモチモチ弾力、ぷっつり割ると生クリームとトリュフがあふれ出します。いつものテーブルにクロスを敷いて、最高の贅沢を味わいましょう。

ブラッティーナ トリュフ

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美味しいチーズのお取り寄せ人気ランキングTOP11!おつまみに嬉しい逸品ものイメージ
美味しいチーズのお取り寄せ人気ランキングTOP11!おつまみに嬉しい逸品も
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日本唯一のモッツァレラチーズ特化のオンラインショップ「OBICA HOME」がオープン!
水牛ミルクのみで作ったフレッシュ・モッツァレラチーズを楽しめる「OBICÀ MOZZARELLA BAR(オービカ モッツァレラバー)」がモッツァレラチーズに特化したオンラインショップ「OBICA HOME」を7月20日(月)にオープンします。

おすすめのチーズ料理レシピをご紹介

珍しいチーズで紹介した「ライオル」を使った料理、「アリゴ」は、専門店でなくとも作れます。どこまでも伸びていくチーズは、イマドキブームの素敵すぎるフォトジェニックな姿です。ライオルは入手が難しいため簡単に用意できる材料で、少しアクセントを加えた「アリゴ」を作りましょう。

材料は、じゃがいも4つ、コンテチーズ100g、モッツァレラチーズ150g、チェダーチーズ50g、にんにく1かけとバター30g、生クリーム80㏄、レーズン100gとくるみ80gです。

じゃがいもを茹でて熱いうちに皮を剥き、潰してマッシュポテトを作ります。にんにくはみじん切りにして、くるみは砕いておきます。鍋でバターを溶かし、それぞれ刻んだチーズ、生クリームとにんにくのみじん切りを加えヘラで混ぜながら溶かします。

チーズが溶けたらマッシュポテトを2、3回に分けて入れ、その都度よく混ぜ合わせます。最後のポテトを加えて混ぜ合わせたら、照りと粘り、滑らかさが出るまでヘラでしばらくこねます。こねているうちに粘りが出て、全体が伸びるチーズになってきます。

ヘラを持ち上げてしっかり伸びてきたら、レーズンと砕いたくるみを入れて全体に合わせます。全体に均一に合わさったら塩で味を整えます。これで「レーズンとナッツのアリゴ」の完成です。パンに塗って焼いて食べる他、焼かないで食べても美味しいです。

またスティック野菜のディップにすれば、専門店顔負けの美味しさです。野菜が苦手な子どもでも食べられるでしょう。

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世界中の色々な美味しいチーズを楽しもう!

世界中には軽く1000を超える数のチーズが存在します。今回ご紹介したのは、通こそ食べて欲しい逸品と絶対ダメな人でもイケる絶品チーズの一握りです。これぞと感じたチーズと1本のワインは、この世で何よりのご馳走になるでしょう!

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

ブリー トリュフ トリュフ入り

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ブラッティーナ トリュフ

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noko dtk
ライター

noko dtk

食べることが大好きでグルメ系の記事を書いています。レストランや居酒屋などの飲食系やスイーツ、自宅で楽しむグルメも。

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