人気スイーツ【モンブラン】の魅力を総まとめ！おすすめのお店や絶対食べたい逸品も

栗の素朴な甘さや濃厚なクリーム、サクッとした生地の土台が特徴のモンブランは、老若男女問わず愛される定番スイーツです。東京のおすすめ店舗や全国の選りすぐり店、さらにお取り寄せスイーツをご紹介します。

ほのかに甘く、まったりした栗ペーストを生地の上にたっぷりかけたのがモンブランです。アルプス山脈のモンブランが名前の由来とされ、日本のケーキショップの定番メニューになっています。女性だけでなく男性をも虜にするスイーツです。

マロンペーストをふんだんに使うモンブランだからこそ、栗選びはとても大切な仕事です。日本には美味しい和栗があり、上品で繊細な香りと味わいが特徴です。

一度食べたら何度でも食べたくなる！魅惑的なモンブランのあるお店を東京エリアに限定してご紹介します。名店が集中している東京エリアですが、その中でもおすすめの5店舗をピックアップしました。

美味しいモンブランが味わえる東京のお店「パティスリー プレジール」です。三軒茶屋周辺で噂になっている人気スイーツショップで、モンブランの他にも定番のイチゴショートケーキや濃厚ベイクドチーズケーキなどもおすすめです。紅茶やコーヒーと一緒に食べたい絶品スイーツが揃っています。

パティスリー プレジールのモンブランは「プレジール スペシャリテ」としてショーケースでも紹介されています。「しぼりたてモンブラン」という興味をそそるスイーツ名が付いたもので、愛媛県産の栗ペーストを使っています。注文が入ってから絞ってくれるのでフレッシュ感があり美味しいです。

西東京・練馬に位置するこだわりの強い人気のお店が「アルカション」です。お客さんの目に触れるものは自信を持って作ったもののみ、自身が納得いかないものは出さないという心がけを大切にしています。そんなアルカションの人気スイーツがモンブランです。

アルカションのモンブランには洋酒を効かせたマロンクリームが渦巻き状になり、その下にはたっぷりの生クリームがあります。チョコレートクッキーを入れることで他のモンブランとは違う個性を出しています。土台には塩味を感じるタルト生地を使い、クリームの甘さと絶妙なバランスです。

京王線聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて6分位の場所にあるお店がモンブランの美味しい「ル・ププラン」です。かわいらしい店名には、お菓子作りの基本と新しいスイーツを作る気持ちを忘れないという思いが込められています。お店の前には行列ができることもある、東京の人気スイーツショップです。

ル・ププランで食べられるおすすめモンブランのクリームはフランス産と和栗をブレンドしたものを使い、さらに北海道生クリームを加えた贅沢スイーツです。洋酒を使用せず、栗の風味をダイレクトに感じられます。下層には生クリームとクラッシュしたマロングラッセが入っています。

土台にはメレンゲの焼き菓子・ダックワーズを使っています。それぞれ個性がありながらも全体的にまとまりよく仕上がり、きちんと栗の味を楽しめる美味しいモンブランです。

通販では買えないモンブランの美味しいおすすめショップ「PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI（パティスリ アサコ イワヤナギ）」です。2015年、等々力にシェフパティシエール岩柳麻子氏がオープンした店舗です。思い出に残るようなスイーツ作りを心掛け、かなりの高評価を得るまでになりました。

PATISSERIE ASAKO IWAYANAGIのオープン当初から愛され続けているおすすめデザートが「峠モンブラン」と命名されたものです。峠道をイメージしてクリームを絞りだすことで、美しい曲線が生まれました。モンブランクリームには茨城県産和栗を採用し、和栗ならではの素朴な味わいが楽しめます。

神楽坂にある人気のスイーツショップ「アトリエコータ 神楽坂店」です。お店ではテイクアウトと店内のカウンターで特別なデザートをいただくことができます。おすすめはカウンターデザート、目の前で調理の様子を見られる希少なお店です。秋に食べたいのは「モンブランカシス」です。

アトリエコータ 神楽坂店のモンブランカシスは大人の味わいで、生クリームやマロンクリームの他にキャラメルソースやラムアイスクリームが添えられています。底面にはサクサクのメレンゲが敷き詰められ、お皿の縁にはシナモンパウダーがかかっています。

甘さだけでなくほろ苦さや酸味もあって、複雑な味わいながら、また食べたいと思わせる不思議なモンブランです。

ザ・モンブランのイメージとは少し違うスイーツを3品ピックアップしました。インスタでも話題の独創的なモンブランや食べ応え十分のデザートが登場します。

JR京葉線・東京駅の地下コンコースから直結のアクセスしやすい美味しいモンブランのあるお店「VIRON（ヴィロン）」をご紹介します。当店はスイーツ専門店ではなく、パンも取り扱っているカフェになります。駅から行きやすいこともあり、ランチや仕事帰りに立ち寄る女性が多いです。

VIRONは丸の内のオフィス街に位置することからランチ時は特ににぎわいますが、タイミングをずらせば比較的席に座れます。必ず利用したい！という方はランチとディナータイムに予約できます。なお、14:00～17:00のカフェタイムは予約できませんが、席があけばイートイン可能です。

VIRONのモンブランの特徴はとにかく大きいことです。一般的なモンブランに比べて1.5倍ほどの大きさで、お値段は1000円以上しますが、それでもVIRONの人気スイーツです。ずっしりと重量感があり、モンブラン好きにはたまらないおすすめケーキといえます。

VIRONモンブランの構成はメレンゲ生地の土台とマロンクリーム、たっぷりの生クリームの周りにまたマロンクリームがあります。生クリームの甘さは控えめながらコクがあり、さらにマロンクリームの濃厚さも相まって、人によっては甘みを強く感じます。

中には全部食べ切れなかったという方もいたので、甘い物が好きな方におすすめのモンブランです。店内だけでなくテラス席もあり、雰囲気のいいお店です。また、モンブランやパン以外にもビーフシチューやサンドイッチ、アルコール類も提供しています。

珍しいモンブランがある人気のお店といえば「Patisserie TRES CALME（パティスリートレカルム）」は外せません。オーナーシェフ木村忠彦氏が料理の世界に足を踏み込んだのは18歳のころ、ホテルなどで経験を積んだのち渡仏します。そして2014年にPatisserie TRES CALMEが生まれました。

オーナーシェフの実家があった千石の土地にケーキショップを作ったのです。ショーケースの中には美しいケーキがいくつも並べられ、その中でも圧倒的人気を誇るのがモンブランです。珍しいポイントはビジュアル、定番のそれとは違いスティック状のお菓子がケーキを覆っています。

スティック状のものはコーヒー味のするメレンゲです。独創的な見た目はインパクトを与え、インスタ映えにもなります。メレンゲの下にはフランス産のなめらかなマロンペーストが隠れ、さらに下にはクルミのリキュールを入れた生クリームが入っています。メレンゲにつけても美味しくいただけます。

驚くのはビジュアルだけではありません。Patisserie TRES CALMEのモンブランの中にはブラックベリーとカシスのクリームが入り、生クリームの白さに紫の色味が美しく映えます。土台はクルミの食感が楽しく、クリームのモッタリ感を和らげてくれます。ベリーと栗の珍しい組み合わせです。

続いて紹介する東京エリアの珍しいモンブランが見つかるお店は「ブティック・トロワグロ 小田急百貨店 新宿店」です。店名にあるように小田急百貨店 新宿店本館の地下2Fにあり、持ち帰り専用のパンやスイーツを販売しています。JR・小田急小田原線の新宿駅西口そばに位置し立ち寄りやすいです。

仕事帰りに自分へのご褒美のためにモンブランやケーキを選んだり、ランチや手土産にパンを買ったり、デパートの食品売り場だからこそ気軽に立ち寄れます。また、ワインまで取り扱っているブティック・トロワグロ 小田急百貨店 新宿店です。

美味しいモンブランを販売しているブティック・トロワグロは、三ツ星を獲得しているフランスの格式高いレストランのお店です。シュークリームやマカロンなどのプティからマドレーヌなどの焼き菓子まで、どれも美味しいと評判のブティック・トロワグロ 小田急百貨店 新宿店です。

日本で唯一トロワグロの味を楽しめるのが小田急百貨店の新宿店になります。おすすめ商品は「白いモンブラン」で、ドーム状のクリームはマロンではなくバニラムースです。内側にマロンクリームと酸味のあるカシスジャムを隠し、バニラの甘い香りと爽やかな酸味が絶妙な一品です。

東京の美味しいモンブランのお店をご紹介しましたが、ここからは神奈川県や千葉県、京都府などで話題の栗デザートをご案内します。早速チェックしてみましょう。

有名シェフ鎧塚 俊彦氏のパティスリー「一夜城 ヨロイヅカ・ファーム」が神奈川県小田原市の石垣山一夜城跡に存在します。店内は地元の野菜などを販売するマルシェと、モンブランや焼き菓子・チョコレートなどを並べたパティスリー・レストランがあります。

一夜城 ヨロイヅカ・ファームのモンブランは「足柄山」と名付けられ、足柄山で採れた和栗をふんだんに使用しています。美味しい栗の味を感じるマロンクリームと甘さ控えめの生クリーム、そして栗が丸ごと1つ入っているモンブランです。日本人の舌に合うしつこくない甘さが特徴的です。

モンブランの頂には栗の渋皮煮を乗せ、さらに少しの金箔を散らしています。サクサク食感のメレンゲ土台はチョコレートでコーティングし、随所にこだわりの強さを感じます。栗の素朴な美味しさとチョコレートのアクセントがマッチした絶品ケーキです。

一夜城 ヨロイヅカ・ファームは通常営業時間がシーンごとに分かれています。マルシェとパティスリーは10:00～17:00で、レストランはカフェタイム1が10:00～10:50・ランチは11:15～／13:30～の2部制・カフェタイム2が15:00～17:00です。30分前がラストオーダーになるのでご注意ください。

千葉県柏市の「CAFE MARIO CHIFFON（カフェ マリオ シフォン）」で美味しいモンブランシフォンケーキを味わせてくれます。CAFE MARIO CHIFFONはプレミアムシフォン専門店ですが、「こだわり黒毛和牛のハンバーグのロコモコ」や「ハーブチキンのグリル」などのカフェメニューもあります。

ランチタイムになるとプレミアムシフォンCafeランチを利用でき、モンブランや季節限定のシフォンケーキをセットにできるのでおすすめです。さらにカフェラテや紅茶、フルーツジュースなど豊富な種類の中からお好きなドリンクをセットにできるオプションもあり、コスパに優れた内容です。

CAFE MARIO CHIFFONのシフォン生地はやわらかく、口に含むと溶けていくようなしっとり感もあります。シフォンケーキをたっぷりのモンブランクリームが覆い、濃厚な栗のコクが口中に広がります。見た目ほど甘すぎず、あっという間に完食してしまう美味しいデザートです。

CAFE MARIO CHIFFONのモンブランシフォンと一緒に注文したいのは温かいカフェ・ラテで、ラテアートがとてもかわいいと口コミで評判になっています。これまで赤ちゃんやウサギといった愛らしい顔が描かれていました。つかの間の癒しを与えてくれるCAFE MARIO CHIFFONです。

2020年4月にリニューアルオープンした京都のお店「Sweets Cafe KYOTO KEIZO」です。美味しいおすすめモンブランはテーブルに置いてから賞味期限がたった10分という、その名も「10分モンブラン」です。

食感が変わってしまうため、注文が入ってから作るこだわりぶりです。テイクアウトや通販では購入できない貴重なモンブランがSweets Cafe KYOTO KEIZOにあります。まずはメレンゲのサクサク感を楽しみ、次にクリームや時間と共に変わるメレンゲの食感の違いを堪能しましょう。

福岡の薬院にあるのが有名な「フランス菓子16区」です。フランス菓子16区はダックワーズの発祥のお店として知られています。そこで味わえるのが美味しいモンブランケーキです。

人気のモンブランは土台にスポンジを使い、生クリームの上に国産とフランス産の栗を使用したクリームを乗せています。栗とクリームの自然な甘さが特徴的で、最後まで美味しいまま食べられます。

大阪の梅田にある高級ショコラ専門店「ショコラティエ パレ ド オール 大阪」です。チョコレートやパフェも人気ですが、ケーキ好きに一押しなのが「モンブランショコラ」と呼ばれるスイーツです。

ナッツやチョコレートをマロンペーストで包み込んだ一品で、両端はチョコレートでコーティングされています。栗の渋皮煮がトッピングされ、チョコレートと栗の両方を味わえますが、どちらかというとチョコレートの風味が強いです。

通販サイトならわざわざお店まで出向かなくても、ご自宅でゆっくり味わいつくせます。冷凍された状態で届くので、食べる時間を逆算して解凍するのがポイントです。通販でも美味しくいただけます。

30年以上「銀座ル・ブラン」の実店舗で人気を維持し続けているモンブランを通販で買えます。アーモンドクリームタルトの中に自慢のマロングラッセを入れ、生クリームとカスタードクリームをミックスさせたものとマロンクリームを絞った通販スイーツです。

モンブランを構成するサクサクのタルト生地とコクのあるクリーム、さらにフランス産のマロンクリーム、そして渋皮栗の本来の美味しさが味わえる甘露煮が通販サイトでも評判になっています。

名古屋の有名店「仏蘭西菓子店レニエ」のモンブランが通販サイトに掲載されています。一番人気なのが「中津川モンブラン」で、秋には新栗で発売されます。土台にはホワイトチョコのシュクセを使い、生クリームの周囲をマロンペーストで覆っている通販商品です。

見た目に反して甘さは控えめで、栗本来の風味を感じることができます。通販なので冷凍ですが、解凍してもメレンゲのサクサク感が残っています。

おすすめ通販モンブランはルールモントの「絹どけマロン」です。栗の甘みを存分に堪能できる濃厚スイーツで、口へ運ぶとなめらかに溶けます。通販商品・絹どけマロンはフレッシュな卵と牛乳から出来たカスタードクリームを使うことで、コク深く舌ざわりのいいクリームに仕上げました。

続いてご紹介する通販品は「しまんと地栗モンブラン」です。使用しているのは四万十産の栗、蒸すとメロンよりも甘くなるのが特徴で、加える砂糖の量を少なめに調整しています。通販デザート・しまんと地栗モンブランはカップに入っています。

無糖の生クリームと地栗ペーストの層になり、トップには栗の渋皮煮を乗せました。添加物や洋酒を使わず、栗本来の味わいを楽しめる通販デザートです。

まず耐熱容器の中に甘栗を入れてからラップをかぶせ電子レンジで温めます。生クリームと砂糖と先ほどの栗をフードプロセッサーに入れ撹拌させましょう。なめらかな口当たりにするためにきちんと裏ごしします。生クリームを6分立て（立てる用）にし、裏ごししたものに少しずつ入れます。

絞りだし袋に入れておきます。タルトやカステラを用意して栗を置き、ホイップクリームを絞った後にマロンペーストをきれいに絞りましょう。あとは市販の甘栗を乗せるとモンブランの完成です。

風が涼しくなってきたころに食べたくなるスイーツがモンブランです。栗の優しい甘さは癒しを与えてくれます。モンブランと一口にいってもお店によって味からフォルムまで違い、食べ比べるのも楽しいです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。