オンライン宿泊で今話題の和歌山の宿とは？その魅力や何ができるのかを調査！

和歌山で2020年4月6日よりスタートした「オンライン宿泊」は、新型コロナウイルスの影響を受け休業となったゲストハウスのオーナー後呂孝哉（うしろたかや）さんの「少しでも旅の気分を届けたい」という思いから始まったサービスです。

和歌山で話題のオンライン宿泊は、家にいながら旅の気分を味わうことができる「仮想宿泊体験」という画期的なアイデアが人気を呼んでいます。

和歌山で人気のオンライン宿泊は連日予約が取れない程好評で、メディアでも注目を集めたことから、他の宿泊施設でもオンライン宿泊を取り入れるところが増えてきています。では、この和歌山で話題のオンライン宿泊で楽しめる体験の内容をご紹介します。

ミーティングアプリのZoomを使ってチェックインするオンライン宿泊のサービスは、自宅にいながら和歌山・熊野へ旅することができる新しい形のバーチャル体験旅行です。夜の20時から約2時間、画面上で和歌山の宿泊と観光気分を味わえます。

那智大社や観光客に人気の浜辺、マグロの無人販売や日本酒が美味しいお店など、和歌山・熊野の自然豊かな名所や地域グルメを丁寧に紹介してもらえるところもオンライン宿泊が人気の理由の一つです。

和歌山で話題のゲストハウスは、JR紀伊勝浦駅で下車すると目の前に位置する便利な場所にあります。和歌山県熊野地方は温泉地であり、自然豊かな熊野古道に2つあるルートの起点にもなっています。熊野は日本はもちろん海外の観光客にも人気のスポットの一つです。

和歌山のオンライン宿泊はゲストハウス「WhyKumano Hostel & Cafe Bar」（ワイクマノホステル＆カフェバー）が実施しています。

「WhyKumano Hostel & Cafe Bar」は日本一周旅行も経験したオーナーの後呂孝哉（うしろたかや）さんが、故郷である和歌山・熊野の自然あふれる魅力を体験してほしいという思いから2019年7月にオープンしました。

和歌山で人気のオンライン宿泊を提供している「WhyKumano Hostel & Cafe Bar」は、カフェバーやラウンジも併設されており、こちらには地元客も集います。

「WhyKumano Hostel & Cafe Bar」では、その土地の自然や旅先での人との触れ合いを感じることのできるゲストハウスの利点を、オンライン宿泊というバーチャルでも同じように体験できるようにと、工夫をしながら新しいサービスとして提供しています。

和歌山のオンライン宿泊では、まず夜の20時にチェックインします。同じ日の参加者が集まると、オーナーの挨拶からスタートします。館内をまるで歩いているかのように寝床まで案内してくれた後は、共有スペースラウンジにて集まったつもりで乾杯し、参加者は軽く自己紹介をします。

利用者同士の画面越しでの交流は、オーナーが進行してくれるのでスムーズに楽しく会話ができるでしょう。また、定員も6名までとなっているため、全員が参加しやすい雰囲気です。

自己紹介の後は、パソコン画面を共有できる仕組みを使って、和歌山・熊野の観光案内をしてくれます。オーナーが写真を見せながら、自然豊かな観光地スポットを紹介します。

和歌山の有名な南紀勝浦温泉や、世界遺産である熊野古道・那智の滝など、オンライン宿泊でじっくりとオーナーから解説を聞くことで新しい魅力を発見できる事でしょう。このバーチャル体験としてのオンライン宿泊は1泊1000円で、実際に訪れたときに使えるワンドリンクサービスがついています。

オンライン宿泊で視覚情報として宿泊施設やその地方の魅力を知ることで、落ち着いたら実際に泊まってみたいという利用者の声も多く聞かれます。

和歌山のゲストハウスから始まったオンライン宿泊は全国に広まりつつあります。メディアで取り上げられたこともあり、オンライン宿泊はすぐに予約が埋まることも多いようです。

和歌山のゲストハウス「WhyKumano Hostel & Cafe Bar」では、7月からはオンライン宿泊と宿泊客の両方で受け入れをしています。

オンライン宿泊なら、一人旅をしたことがない人でもバーチャルなので気軽に参加できるでしょう。オンライン宿泊を一度体験してみてから、実際の旅に出掛けてみてはいかがでしょうか。